ミステリーinパラダイスの、フロランス。
主人公の警部補を補佐する、重要な役柄であり、頭がよく、努力家で、人柄も優れています。
重要なキャストの一人である、フロランス・カッセル巡査部長について、優秀な警官である彼女の性格や、さまざまなエピソードを解説していきます。
ミステリーinパラダイスのフロランスはどんな人? その1、お茶目でオシャレ
初登場はシーズン4第一話、海辺のバーにいる時、ドウェインとたまたま会って話をするシーンです。
その後すぐ勤務先の警察署に現れたフロランスを見て、ドウェインは驚きます。
なぜなら、さっきは何も言っていなかったから。
職場近くのバーで制服警官に会ったら、これから同僚になる人だと分かりそうなもんですが、いや多分わかったけど、フロランスはあえて黙っていて、後で驚かせる。
私だったら「オノレー署の方ですか?」って聞いてしまいますが、あえて黙っているフロランスは結構なお茶目さんですね。
冗談好きの、楽しい人柄だということがわかります。
そして、初登場の時は、まだ巡査でした。ですので服装は制服。
その後、出世して、巡査部長となってからは、私服着用が許されています。
私服といっても、あくまで南国風。上はタンクトップやキャミソールなど袖がないもの、下はほぼ短パンです。
足元は裸足にサンダル。ストッキングなんて履いていません。
最近の日本の夏の暑さを考えると、短パン、素足OKの職場はうらやましい限りです。いやホント。
話は戻りますが、毎回おしゃれでかわいい服で現れるので、私にとっては、フロランスのファッションも、楽しみの一つです。
みなさんも、ドラマを見るときは、フロランスのファッションにも注目してみてくださいね。
ミステリーinパラダイスのフロランスってどんな人? その2、頭が良くて努力家
さて、二代目ボスのハンフリーがすぐモノを無くしたり落としたり忘れたり、、、、とにかくそそっかしいのです。
しかし、その度に、フロランスは、サッと必要なものを差し出します。
「なんてタイミングがいいんだ、、、!」と、こちらが感心するくらい。
新任警官なのに、あまりにフォローがうまく、フロランスはハンフリーに褒められますが、そうすると種明かしをします。
「実は、パリに行ったカミール(前任者)から手紙が来て、フォローの仕方が事細かに書いてあった」と。
手紙を読んで、ちゃんとアドバイス通りにできるのは、フロランスが、素直で頭がいいから。そして、職務を円滑に遂行するために努力できる人柄なのですよね。
そして、着任後しばらくして巡査から巡査部長に昇進しています。もちろん、昇進試験を受けて。
激務の中、勉強して、昇進試験に合格。このことからも、フロランスの頭の良さ、努力家ぶりがうかがえます。
上司のフォローが上手で、頭がよく、努力家。フロランスは、いろんな意味で、優秀な警察官なのです。
ミステリーinパラダイスのフロランスってどんな人? その3、温かい人柄、冷静かつ勇敢
この章は、ネタバレを含みます。お楽しみは後で、、、と言う方は、次の章まで飛ばしてください。
フロランスは、実は恋人が事件に巻き込まれ、射殺されてしまいました。その時自分も銃弾を受け、重傷を負います。
その犯人を逮捕するときに、別の警官が手錠をかけようとするのですが、フロランスは、「私が」と言って、自分の手で、恋人を殺した犯人に手錠をかけました。
嫌味の一つも言うか、犯人を非難したりしてもおかしくない場面なのに。
悔しく、悲しいはずなのに、フロランスは、取り乱したり、怒りをぶつけることなく、感情を抑えて対処するのです。とても辛そうな表情でした。
その後、有能さで事件を解決していくフロランスのところへ、ある時、潜入捜査の依頼が舞い込みます。
麻薬密売人の女ボスが殺人の容疑者として上がります。その女ボスのところへ、子守として住み込みで潜入、殺人の証拠を押さえるというものです。
重要かつ危険な任務です。しかも、訓練は一週間と短期間。すぐに売人のボスの家に入り込まなければなりません。
フロランスは、熟考の上依頼に応じ、潜入捜査へと向かうのです。
勇敢ですよね。私だったら絶対に断ります。もしかしたら依頼があった時点で退職してしまうかも。
結果として、潜入捜査は成功。密売人の女ボスは、その妹ともども、無事逮捕されました。
大人たちがいなくなり、後に残されたボスの娘(養子)が、面倒を見てくれたフロランスの方を振り返って、寂しそうにしていたのが印象的でした。
去っていく女の子を見ながら、フロランスは、「これでいいのよ。あの子には愛してくれる普通の親が必要だわ」と言うのです。
ああ、だからあの子は、フロランスの方をずっと振り返っていたのだな、とわかるシーンです。
愛してくれる普通の親、と言うことは、犯罪者の家の養子になって、お金はあるけど、愛されてはいなかったと言うことなのでしょう。
フロランスは、腫れ物に触るような接し方をせず、普通の子供として、ボスの娘に接したのだと思います。だから、女の子も心を開いてくれたのではないでしょうか。
再び一人ぼっちになってしまう女の子と、婚約者を喪って、一人になった自分を、どこか重ねていたのかもしれません。
そして、身の危険を避けるのと、婚約者が殺された島で暮らすのはつらい、と言って、フロランスは島を去ります。
4代目の警部補はフロランスに恋していたのですが、告白するも、「あなたは大切な人、友達として大好き。大切な人だから、嘘はつけない。それで嫌われても」と、フロランスにまっすぐ告げられてしまいます。
フロランスは、正直でまっすぐな人柄。そして、温かい。仕事では、冷静で勇敢。
こんな魅力的な人柄も、ドラマを盛り上げる要素の一つですね!
ミステリーinパラダイスのフロランスってどんな人? その4、足が速い!
さて、私が思う、フロランスの意外な特技。
それは、、、、、足が速い!すごく速い!!
まるで陸上選手のような走り方で、砂浜を激走します。見ていて、「オリンピック強化選手かな?」と思うほどのフォームとスピードなのですよ。
私は、思わず、「す、すごい!」と、声を出してしまいました。
経歴を調べてみたのですが、特に運動のことは書かれていません。
ドラマを見ていて、フロランスが走り出したら、スピードとフォームに注目してみてください。
目を見張ること間違いなし!です。
ミステリーinパラダイスで、フロランスを演じる女優さん
最後にちょっとだけ、女優さんの紹介です。
名前 ジョセフィーヌ・ジュベール
国籍 フランス
職業 女優、歌手
父方の親戚は、歌手、女優が多い家系のようです。
父方のおばは、女優のマルレーヌ・ジュベール。父方のいとこに、女優のエヴァ・グリーン、エルサ・ルンギーニがいます。
母方のルーツには、マルティニーク(カリブ海の島)出身の人もいるとのことで、このドラマにぴったりのキャスティングだったと言えます。
ミステリーinパラダイスのフロランスについて、まとめ
今回は、主人公の警部補の補佐役、フロランス・カッセル巡査部長について、エピソードを交えて解説してみました。
プライベートでは、お茶目で、オシャレな一面もある。
頭が良くて努力家で、まっすぐで温かい人柄だけど、仕事では冷静で勇敢。
とても魅力的な人柄です。
シーズン11で降板してしまいましたが、再登場して欲しいと思う登場人物の一人ですね。
ぜひ、ドラマを楽しんでください!
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