ブラウン神父は、英国BBCのドラマです。
本国では、シーズン13の制作が決まっています。
そんな人気ドラマであるブラウン神父のシーズン10から、大幅なキャストの入れ替えがありました。
今回の記事では、シーズン10のネタバレと、新登場のディヴァイン夫人について紹介します。
この記事は、前、中、後編の3パートに分かれています。
同じく新登場の、ブレンダについては、中編で紹介しています。
それから、久しぶりに登場の、サリヴァン警部(警部補から昇進したようです)も、しばらくケンブルフォードにいることになりそうです。
もちろん、ブラウン神父はそのまま続投!
新旧のメンバーが、暴走しながら(?)活躍する様子が楽しめます!
なお、降板したバンティ、シド、マッカーシー夫人については、別記事に挙げておりますので、そちらをお読みください。
ブラウン神父、シーズン10のネタバレ、新登場のキャスト情報(前編)
1。シーズン10、第一話。ディヴァイン夫人登場!
シーズン10の第一話。
冒頭から、バンティとマッカーシー夫人が村を去ったことが明かされ、二人については、村を去った理由が明かされます。
前話までは登場していたシドの姿も見えませんが、こちらについては、特に言及されません。
そして、マッカーシー夫人のいない今、夫人のやっていた、秘書の仕事を任せるべく、ブラウン神父は、教会秘書を募集します。
面接にやってきたのは、変わった人ばかり。
ブラウン神父が面接します。
「教会の秘書に応募した一番の理由はなんですか?」
と、神父様が聞くと、
1、「教会の匂いが好きだからです」神父様は「??」
2、「正直、家にいたくないんです」神父様「、、、、、、」
3、「マッカーシー夫人がやっていた仕事なら簡単でしょ?」神父様「?!」
4、「神父様には助けが必要です。私は几帳面さもありますし、手際の良さも十分あります云々」「バーンズ夫人、夕方までに連絡します」
ぴったりの後任を見つけたようだ、と独りごちる神父様。
うーん、、、、、
バーンズ夫人は、仕事はできそうだけど、妙にいかめしい感じだし、
笑顔がないし、「自分は絶対正しい」みたいな態度が気になる人です。
「私に任せれば、神父様は『主の仕事』(『』は筆者)に専念できます」のセリフが、嵐を呼ぶ予感。
採用するつもりらしいけど、大丈夫かい?神父様、、、、
5、村の劇団員、ディヴァイン夫人は遅刻して登場。「ここが、そうなのね。まさにケンブルフォードのベイカー街B221」などと、座った途端に喋り始めます。
そしてディヴァイン夫人は「私も神父様の捜査に協力できます?」とか言い出します。
採用されて本人が望むなら、、、というと、「最高だわ!」と大喜び。
もはや、教会秘書の面接ではない(笑)
探偵事務所と勘違いしている様子です。
面接では、結局、バーンズ夫人が採用されます。
さて、村では、モデルヴィレッジ(村のミニチュア)が開園。
すべての家が1/10スケールくらいで表現され、
各家の前には、その家の住民の人形が置かれています。
教会には、もちろんブラウン神父。
ところが、住民のジョンの人形が、自分の家の前から、別の場所に移動されていました。
そして、人形のモデルとなった本人が、人形が置かれていたのと同じ場所で、
他殺体で発見されます。
次に、ピーターの妻、ジェニファーの人形が移動された場所で、やはり本人が殺されているという殺人が起こります。
マロリー警部補の後任が見つからず、数日間の代理としてやってきたサリヴァン警部と、ブラウン神父はてんてこ舞い。
そして、モデルヴィレッジのところへ戻ってきたブラウン神父は、自分の人形が動かされていることに気づきます。
「次に殺されるのは自分だ!」と気づいたブラウン神父。
神父は、その場にいたディヴァイン夫人に、人形が置かれた場所で本人が殺されていることを伝えます。
そして、「私の人形を探しておいてくれ!」と言い残して、自転車で警察署へ向かいます。
しかしなんと、途中で犯人に呼び止められてしまいます。
一方、ディヴァイン夫人は、ブラウン神父の人形を見つけたお店まで、懸命に愛車「ハーキュリーズ号」を飛ばします。
そして、犯人がブラウン神父を刺殺しようとしたその時、運転しながらハーキュリーズ号のドアを開け、犯人を跳ね飛ばして、神父を助けるのでした。
(犯人のおじいさんは、吹っ飛んでいました、、、、打撲だけでは済まないかも。)
ディヴァイン夫人は、戦争中に、救急車の運転をしていた経歴があります。
今回は、特技を活かしてのお手柄でした。
犯人は、二番目の被害者、ジェニファーの夫、ピーター。
ピーターは、妻が、村の不動産業者と不倫しているのに気づき、
宅地開発反対運動をしていた妻を、
不動産業者が殺したかのように見せかけよう、、、、と考えます。
ただ、それだと、自分にも動機があることがバレてしまいます。
目眩しのために、同じく開発反対派の、自分の親友、ジョンを、最初に殺しました。
ジョンが、妻の不倫を知っていたのに、自分には話さなかったというのが理由です。
そして、二番目に、自分の妻を殺せば、宅地開発の反対派を、不動産業者が消しているように見えるだろう、、、、という目論見でした。
そして、妻と不倫相手が、待ち合わせを約束した場所で、妻を刺殺。
待ち合わせ場所に現れた不動産業者に、濡れ衣を着せます。
警察は、いつものように(笑)、トリックに引っかかって、
不動産業者を逮捕していました。
いや、あれでは誰もがひっかります。本当にお見事なトリックでした。
ちなみに、事件解決後、教会秘書のバーンズ夫人が、ブラウン神父のところへやってきます。
「神父様、発注を間違えましたね。記録も間違っています。」
と、怖い顔をしています。
そして、「神父様が何を優先すべきか、話し合いをすべきです」
と、言い出します。
明らかに、神父様が事件に関わることを、
やめさせようとしている様子。
神父様も、「そうですね、話し合いをしましょう」
と、真剣な表情。
何かを決意したようです。
その後、神父様は、モデルヴィレッジを見ている、ディヴァイン夫人を見つけて、
「バーンズ夫人に、別の仕事を探すよう提案しました。」
と言い、ディヴァイン夫人を雇うことにしたと告げます。
ディヴァイン夫人は「やったわ!」と大喜び。
もちろん、私もガッツポーズ。
冒険好きのマダム、念願かなって、探偵事務所(?)に就職です!(笑)
神父様を助けるため、犯人に車で突っ込むなど、並の女性にはできません。
私は、
「そうそう、この人(ディヴァイン夫人)、多分おっちょこちょいだけど、
冒険好きだし、度胸があるし、明るいし、若くて活発だし、
絶対この人の方が、秘書に向いてるって!!」
と、ずっと思っていたので。
ブラウン神父が事件の捜査に時間を割くのを、
バーンズ夫人が、快く思っていなかったのは明らかでした。
そして、面接の時から見せていた、他人に、「正しい行動」を強要するような性格。
この人を雇ったら、神父様の捜査に支障が出る!
神父様のストレスが増える!と心配だったのです。
神父様が早めに決断してくれてよかった。
いや、本当はね、バーンズ夫人が正しいですよ。
捜査をとがめる秘書は、クビにするって、本末転倒なのですが(笑)
我らのブラウン神父は、やっぱり探偵でいて欲しいです!
第一話は、私たち視聴者が、ほっと胸を撫で下ろす、ハッピーエンドでしめくくられました。
これからのブラウン探偵事務所(笑)、、、、じゃなくて、
神父様と、新しい仲間の活躍に、期待できそうですね!
なお、サリヴァン警部は、ロンドンからのお達しで、
あらためてケンブルフォード警察に着任。
ますます、苦虫を噛み潰したような顔になっていました(笑)
2、ブラウン神父、シーズン10のネタバレ、キャスト情報、ここまでのまとめ
シーズン10での、大幅キャスト変更。
この記事では、ディバイン夫人が登場する、シーズン10の第一話に、スポットを当てました。
多分おっちょこちょいだけど、
冒険好きで、度胸があって、明るいし、若くて活発!
な、ディヴァイン夫人。
これからの活躍が、期待できそうで、ワクワクします!
同じく新登場の、ブレンダに関するネタバレについては、
中編で紹介しています。
(中編に続く)
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