「アストリッドとラファエル シーズン5から見ても大丈夫?」答えはYES、大丈夫です。
このドラマは各話完結型のミステリーなので、途中参加でも事件の謎解きは十分楽しめます。ただし、キャラクターの成長や人間関係の深みは、全シーズン視聴でより味わえます。
この記事では、シーズン5の見どころベスト3、印象的なエピソード、そしてシーズン6への伏線まで徹底解説。
2026年2月にはシーズン6の日本初放送も決定しているため、今から予習しておくのに最適なタイミングです!
シーズン5から見ても大丈夫?
結論から言うと、シーズン5から見ても十分楽しめます。
このドラマは基本的に各話完結型のミステリーなので、途中参加でも事件の謎解きは問題なく追えます。
シーズン5では国際的なスパイもの、チベット僧殺害、古代メキシコの遺跡など、バラエティに富んだ8つの事件が描かれており、それぞれ独立したストーリーとして楽しめる構成です。
ただし、アストリッドとラファエルの関係性の深み、テツオとの恋愛の経緯、ラマルク(宿敵)との因縁などは、前シーズンを見ているとより感情移入できます。
とはいえ、シーズン5の中でも必要な情報は自然に説明されるため、初見でも物語についていけなくなることはありません。
「ミステリーとして楽しみたい」なら今すぐシーズン5からでOK、「キャラクターの成長を最初から追いたい」なら全シーズン視聴がおすすめ、という位置づけです。
シーズン5の見どころベスト3
①テツオとの結婚への道のり
シーズン5最大の見どころは、アストリッドとテツオの関係が大きく進展することです。
テツオのビザ失効で帰国の危機。「残ってほしい?」と聞かれたアストリッドは、感情表現が苦手なため「決めるのは私ではありません」と、法律のことだけを考えた答え方をしてしまいます。
傷ついたテツオの表情に、見ている私も胸が痛みました。
第4話の最後、ラファエルが、「結婚しちゃえばいいのに」という『ぶっ飛んだアイディア』を出します。これで、合法的に、テツオもずっとフランスにいられると。
メリット・デメリットを紙に書き出して検討する姿が、アストリッドらしくて可愛らしく、テツオへの愛が感じられました。
選んだのは「別居婚」。アストリッドの特性を尊重するテツオの姿勢に、深い愛情を感じます。
自閉症スペクトラムのパートナーが疲弊する「カサンドラ症候群」とは無縁の、互いを尊重し合う関係性が印象的でした。
②ラファエルの成長と試練
シーズン5では、ラファエルが人生の大きな試練に直面します。
妊娠が発覚したラファエルは、一人で悩みを抱えます。しかし図書館での銃撃戦に巻き込まれた結果、流産してしまうのです。
病院で手を握り「別の子供(誘拐被害者)を救った」と慰めるニコラ。子供を失った悲しみを抑えて、警察官として職務を全うしたラファエルを労る姿。
私は、彼の優しさと大人の対応に、感動してしまいました。
追い打ちをかけるように、疎遠だった自由奔放な母が突然訪ねてきます。
過干渉な母に悩むラファエルですが、ニコラが「彼女はもう子供ではない」と母親と対決。結果的に母親も娘の自立を認めるようになりました。
ここでもニコラは大活躍です。
流産という悲しい出来事を通じて、ラファエルとニコラの関係が深まり、母親との関係も改善の兆しを見せます。
痛みを経験した分、人間として一皮剥けたラファエルの成長が描かれるシーズンです。
そして、何事にも一直線なラファエルを、ニコラが支える姿に、私は改めて愛の深さを感じて、深く感銘を受けました。
③衝撃のラストとラマルクとの決着
シーズン1から登場していた宿敵、推理小説家アラン・ラマルク。逃亡中の彼がついにシーズン5最終話で物語に関わってきます。
アストリッドの記憶の欠落、乗馬クラブでのトラウマ、旧友・サミとの関係。これらの謎が一気に明らかになり、アストリッドの過去に何があったのかが解き明かされます。
サミやアストリッドをいじめていた調教師によるトラウマ。調教師はその後、行方不明になっていたのですが、驚きの居場所が発覚するのです。
そして、アストリッドとテツオの結婚式。幸せの絶頂のはずのこの場面で、信じられない事件が起こります。ラファエルが毒殺されそうになるのです。
このクリフハンガー的な終わり方に、多くの視聴者が「続きが気になって仕方ない!」と声を上げました。ラマルクとの因縁に一応の決着がついたかと思いきや、まさかのラストでシーズン6への重大な伏線が張られます。
印象的なエピソード紹介
第1-2話「毒ヘビ」(前編・後編)
シーズン5は、いきなり大きなスケールで幕を開けます。
アストリッドとラファエルは、フランスの諜報機関DGSE(対外治安総局)から協力を求められます。殺し屋を追う捜査の中で、今度はアメリカのCIAからも接触を受け、図らずも「二重スパイ」のような状態に。
いつもの警察捜査とは全く異なる国際的なスパイものへの挑戦。このスケールの大きさと緊張感が、シーズン5の幕開けを印象的なものにしています。フランスの諜報機関とCIAに雇われるという展開は予想外で、思わず笑ってしまうほどの意外性がありました。
ただ、犯人を引き渡す約束だったのに、犯人は射殺。
結局、フランスの諜報機関DGSE(対外治安総局)は、問題解決のために、ラファエルたちを利用しただけでした。そのことが最後でわかり、ラファエルが食ってかかりますが、相手にされず、割り切れぬ思いで警察署に戻るラファエル。
そして、ひどい腹痛に襲われ、病院に行くと、流産していました。ラファエルとニコラの悲しみが伝わってきます。
第4話「エルドラド」
古代メキシコ専門の考古学者が、アステカの儀式のように処理された遺体で発見されます。
伝説の黄金郷エルドラドの場所を発見した被害者。息子の背中のタトゥーが鍵となり、アストリッドの知識が謎を解く鍵に。古代文明と現代の犯罪が交差するこのエピソードは、このドラマらしいエキゾチックな雰囲気に満ちています。
そしてこの回では、ラファエルがアストリッドに「ずっとフランスにいたいなら、結婚したら?」とぶっ飛んだアイディアを提案する重要なシーンも。
事件の謎解きと人間ドラマが見事に絡み合う、印象的なエピソードです。
第8話(最終話)
シーズン5を締めくくる最終話では、アストリッドの記憶の欠落とトラウマの謎がついに解き明かされます。
旧友サミとの再会をきっかけに、アストリッドは乗馬クラブでの出来事を思い出し始めます。そこにはコーチからのモラハラとパワハラという虐待が隠されていました。
行方不明の乗馬コーチ、驚きの居場所とは?謎解きも最後まで飽きさせません。
そしてラマルクの関与、アストリッドとテツオの結婚式、ラファエルの毒殺未遂と、怒涛の展開が続きます。まるで最終回のような内容ですが、シーズン6の制作が決定していることを知っていても、この終わり方には驚かされます。
こんな人は全シーズン見たほうが良い
シーズン5から見ても楽しめると書きましたが、以下のような方は最初から全シーズン視聴することを強くおすすめします。
アストリッドの成長過程を追いたい人
自閉スペクトラム症のアストリッドが、ラファエルとの出会いを通じて少しずつ感情表現を豊かにしていく過程は、このドラマの大きな魅力です。シーズン1の彼女と、シーズン5で「多くの状況証拠から愛しています」とテツオにプロポーズする彼女。この成長の軌跡を最初から見ることで、感動は何倍にもなります。
ラマルクとの因縁を理解したい人
宿敵アラン・ラマルクは、シーズン1から登場する重要人物です。彼とアストリッドの知的な対決、ラファエルとの関係、そしてシーズン5での決着。この因縁の全貌を理解するには、やはり最初からの視聴が必要です。
テツオ登場からの恋愛を最初から見たい人
テツオはシーズン3から登場します。アストリッドが恋愛感情を理解し、表現する方法を学んでいく過程は本当に美しく描かれています。「状況証拠を検討した結果、愛している」と結論づけるアストリッド流の愛の確認方法を、最初から見届けたい方は全シーズン視聴がベストです。
人間関係の積み重ねを楽しみたい人
ラファエルと母親の複雑な関係、ニコラとの恋愛、サミとの友情など、シーズン5で描かれる人間関係には過去シーズンからの積み重ねがあります。この深みをしっかり味わいたいなら、やはり最初からの視聴がおすすめです。
シーズン4→5の変化とシーズン6への伏線
シーズン4→5の変化点
シーズン5には、前シーズンと比べていくつかの大きな変化があります。
事件のスケールと多様性
シーズン5では、国際的なスパイもの、宗教色の強い事件(チベット仏教、モルモン教など)、古代文明に関わる事件と、これまで以上にバラエティ豊かな題材が扱われています。パリの警察捜査という枠を超えた、グローバルな展開が印象的です。
キャラクター描写の成熟
登場人物たちの内面がより深く掘り下げられています。アストリッドのトラウマ、ラファエルの母性と喪失、テツオとの真剣な将来設計。シーズン5では、事件の謎解きと同じくらい、あるいはそれ以上に人間ドラマに重点が置かれています。
プライベート描写の増加
妊娠、流産、結婚、家族との関係修復など、キャラクターのプライベートな部分が丁寧に描かれるようになりました。「ミステリーだけど人間ドラマもしっかり」という、このドラマの良さがさらに際立ったシーズンです。
クロスオーバーの試み
フランスで放送中の『法医学者マダム・エール』(名優ジェラール・ドパルデューの娘ジュリー・ドパルデュー主演)とのクロスオーバーエピソードも話題になりました。ドラマの世界が広がる試みとして注目されました。
シーズン6への伏線
シーズン5の衝撃的なラストは、そのままシーズン6への入り口となっています。
ラファエルの運命は?
結婚式で毒を盛られたラファエル。彼女は無事に回復するのでしょうか?もし後遺症が残るとしたら、警察官としての仕事にどう影響するのでしょうか?
テツオの秘密
シーズン6では、テツオの身内がアストリッドを尾行するという展開が予告されています。テツオの家族背景に何か秘密があるのでしょうか?アストリッドとテツオの関係はどうなるのでしょうか?
「パズルを組み直す」シーズン6
シーズン6のテーマは「パズル」だと言われています。一度バラバラになったピースを組み直していく過程が描かれるとのこと。ラファエルの回復、アストリッドとテツオの関係再構築など、二人がどう困難を乗り越えていくのか。
シーズン5で大きな転機を迎えた二人の物語が、シーズン6でどう展開するのか。詳しくはこちらの記事で解説しています:
[アストリッドとラファエル シーズン6の最新情報を解説]
視聴方法
【最新】2026年2月 ミステリーチャンネル一挙放送!
シーズン6の日本初放送に合わせて、過去シーズンも一挙放送されます:
・シーズン5:2/23(月・祝)朝6:00スタート
・シーズン6:2/23(月・祝)夕方4:00一挙放送(日本初)
この機会にシーズン5を見て、そのままシーズン6へ!という楽しみ方ができます。シーズン1〜4も同じ週末に放送されるため、週末を使って一気見も可能です。
過去の放送
・NHK総合:2025年4月6日〜日曜23時に放送(放送済み)
動画配信サービス
・Lemino:「アクション&ミステリープラス」チャンネル(月額390円)
・U-NEXT、Hulu、Amazon Prime Video
見逃し配信や過去シーズンから見たい方は配信サービスが便利です。自分のペースでじっくり視聴したい方におすすめです。
まとめ
シーズン5は、アストリッドとテツオの結婚、ラファエルの成長と喪失、そして衝撃的なラストと、物語が大きな転換期を迎えるシーズンでした。
各話完結型のミステリーなので途中参加でも十分楽しめますが、キャラクターの成長を追いたい方は全シーズン視聴がおすすめです。
2026年2月23日には、ミステリーチャンネルでシーズン5の再放送とシーズン6の日本初放送が予定されています。この週末を使って一気見するチャンスです。
毒を盛られたラファエルの運命、テツオの秘密、そしてアストリッドとの関係。シーズン6でどう展開するのか、今から楽しみですね!

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