英国ドラマ「ヴェラ~信念の女警部~」で、初期からヴェラの頼れる部下として登場したジョー・アシュワース部長刑事。
しかしシーズン4を最後に、姿を消してしまいました。
そして、嬉しいことに、シーズン13で、ドラマ「ヴェラ〜信念の女警部〜」に、警部補として復帰しました。
誠実で家族思いの彼は、多くのファンに愛された存在です。
「なぜジョーが降板したの?」「もう出ないの?」と、SNSでも長く語られてきたこの話題。
この記事では、ジョーの降板理由とその背景、さらに10年ぶりの「復帰」の真相を、ファンの視点から分かりやすくまとめます。
(2025年11月4日、加筆修正しました)
ヴェラ信念の女警部でのジョー降板の理由とは?
ジョーを演じたのは、イギリスの俳優デヴィッド・レオン。
彼はシーズン1(2011年)から4(2014年頃)まで、ヴェラの右腕として活躍しました。
誠実で家族思いな性格、そしてヴェラに対しても臆せず意見を言える存在。
そのバランスがファンに愛される理由でした。
しかし、シーズン4の最終話をもってジョーは降板。
当時は突然の降板と思われたため、SNSでは「どうして?」「また戻ってくるの?」と話題になりました。
けれど実際には、デヴィッド・レオン本人の意思による円満な卒業でした。
彼はインタビューで「次のステップに進む時期だと感じた」と語り、
俳優業に加えて監督・脚本など制作側の仕事にも関心を持つようになっていたのです。
そのため、“ステップアップ”を理由に自ら降板を希望したと報じられています。
ジョー役のデヴィッド・レオンは、俳優以外に、監督業にも進出しています。
「ヴェラ」のシーズン8第2話、「二つの顔」は、彼の監督作品です。
降板してからも、俳優以外の形で作品に参加しているところを見ると、制作サイドとの関係は良好なようですね。
ステップアップのために、自ら降板したと言うのは、本当のようです。
ドラマ内では、ジョーは昇進して別の部署へ異動という設定で退場。
ヴェラはシーズン5冒頭で静かにこう語ります。
「ジョーは昇進して、大きな家に引っ越したの。家族が増えて、すっかり落ち着いた生活をしてるのよ。」
その一言に、ヴェラの少し寂しそうな表情が重なり、
ジョーとの絆の深さを改めて感じさせるシーンでした。
ジョー役降板後、デヴィッド・レオンは監督に
ジョー役のデヴィッド・レオンは、俳優以外に、監督業にも進出しています。
「ヴェラ」でも監督作品があり、シーズン8第2話、「二つの顔」です。
降板してからも、俳優以外の形で作品に参加しているところを見ると、制作サイドとの関係は良好なようですね。
ステップアップのために、自ら降板したと言うのは、本当のようです。
ジョーは突然の降板?いや、ちゃんと伏線がありました
ジョーは、第5シーズンから、突然降板したと言われています。
でも実は、その前話に、さりげなく伏線が描かれているのに気づきましたか?
シーズン4の第4話で、ジョーがヴェラの運転する車に乗っている時のこと。(5分21秒あたり)
田舎の景色を見ながら、ジョーは、こう呟きます。
「のどかすぎる」と。
ヴェラは、「人里離れたいいところよ」と言うのですが、
「僕は、こんな所に住んだら、おかしくなってしまう」
「嫌いではないが、住めない」
と、「ここにはずっといられない」と言うような発言をしています。
そして、次の回で、ジョーは昇進して引っ越した、と語られるのです。
前々からではないにしろ、ある程度は決まっていたのではないかな、と、思える伏線でした。
ヴェラ信念の女警部でジョー降板後の新パートナー、エイデン・ヒーリー
ジョーが去ったあと、ヴェラのチームに新しく加わったのがエイデン・ヒーリー刑事(演:ケニー・ドーティー)です。
寝坊で遅刻したり、空気を読まない冗談を言ったり。
最初こそ衝突もありましたが、次第にヴェラから信頼される存在となっていきます。
空気を読まない新人、エイデン・ヒーリー
(以下、シーズン5第1話のネタバレあり)
エイデンの最初の登場回。
ドラマ終盤、城壁のてっぺんに登り、飛び降りようとしている犯人を説得しに、ヴェラも城壁に登ります。
犯人と同じ危険な場所に立ち、同じ目線で、犯人に寄り添います。
説得は成功し、犯人は無事逮捕。
その後、城壁から降りるヴェラに、手を貸したエイデンが一言。
「前任者はマッチョでしょ。」
会ったばかりの上司、しかも女性に対し、体重の重さをジョークにするとは、なかなかの人物ですね。
「最初からヒヤヒヤさせてくれるよ!」と、思ったものです。
ヴェラはジョー降板後、エイデンとの絆を育む
シーズンを重ねるごとに、ヴェラとエイデンの関係も変化していきます。
やがて二人の間に確かな信頼が生まれ、強い絆が描かれました。
ブレンダ・ブレシンは「ケニーは誠実な俳優で、関係を自然に築いてくれた」と語っています。
エイデンの最終出演は、2023年12月放送の特別編「潮が満ちるとき(The Rising Tide)」。
このエピソードをもって、彼はシリーズを卒業しました。
ドラマ内ではオーストラリア支部への転勤という設定で、
ヴェラとの別れは静かで温かいものとして描かれました。
ケニー・ドーティーは「まだこの仕事を楽しんでいるうちに、一区切りをつけるべきだと感じた」と語り、
前向きな決断であったことを明かしています。
ブレンダ・ブレシンも「彼が去ると聞いたとき、本当に悲しかった」と語り、
8年にわたる信頼関係の深さを感じさせました。
ヴェラとの関係は、ジョーは、良き先輩、後輩として。
エイデンは、親子のように、接していました。
二人の相棒はタイプこそ違えど、どちらもヴェラに欠かせない存在だったのです。
ヴェラ信念の女警部ジョー降板後、復帰のきっかけと制作の舞台裏
ジョーの復帰は、ブレンダ・ブレシンの強い想いによるもの
シーズン4でヴェラのもとを去ったジョー・アシュワース。
それから約10年、まさかの再登場を果たしたとき、
ファンの間では歓喜と驚きの声が広がりました。
しかし、その復帰は偶然ではなく、主演ブレンダ・ブレシンの強い想いによって実現したものでした。
ブレンダはインタビューで、「ジョーを失ったとき、作品の一部を失った気がした」と語っています。
そして制作陣との話し合いで「デヴィッド・レオンが戻らなければ、私は続けないかもしれない」とまで発言。
どうやら、ヴェラ役の、ブレンダ・ブレシンの強い要望で、ジョー(デヴィッド・レオン)の復帰が叶ったようです。
ブレンダとデヴィッドの間には、長年培われた信頼がありました。
ブレンダは「彼は静かなエネルギーを持つ俳優で、ヴェラの内面を引き出してくれる」と話し、
ジョー降板後も「ジョーならこう言ってたかしら」と話題に出していたほど。
ジョー復帰、ヴェラとの再会
そして2024年放送のシーズン13で、ジョーがついに帰還。
昇進した警部補としてチームを監査する立場で再登場し、
ヴェラとの再会シーンは、まさに10年越しの感動でした。
「おや、珍しい人がいる」と、顔を綻ばせたヴェラ。
しかし、ジョーが監査役でやってきたと知ると、顔を曇らせ、
「検挙率が低いということ?!」と、いつもの調子で(笑)、くってかかります。
名コンビ復活の一場面でした。
ブレンダは放送後、「まるで家族が帰ってきたようだった」とコメントしています。
ヴェラ信念の女警部 ジョー降板と復帰後の活躍
復帰したジョーは、もはや新人刑事ではありません。
警部補としてチームを率い、ヴェラと対等な立場で意見を交わす姿が描かれました。
彼の誠実さと冷静さはそのままに、年齢を重ねた落ち着きが加わり、
ヴェラとの関係は“師弟”から“対等な相棒”へと変化しています。
再会シーンはシリーズ13のハイライト。
ヴェラが現場でふと顔を上げたとき、そこにジョーが立っている――。
驚きと安堵の表情を浮かべるヴェラの姿に、多くのファンが涙しました。
その後、ヴェラと二人きりの時に、ジョーは、父親が余命わずかなことを語り、「仕事にかまけて大切なことを忘れていた」と、後悔している表情で語ります。
SNSでは「この再会を10年待っていた」「泣いた」との投稿があふれました。
ブレンダは「ジョーとヴェラの関係は、母と息子のようであり、同僚としての尊敬もある」と語っています。
ジョーの復帰によって、
作品全体が原点に立ち返ったような雰囲気に包まれました。
そして、2025年にはついにシーズン14が放送。
シーズン14はシリーズ最終章となり、
ヴェラとジョーの関係は、どのように結ばれるのでしょうか?
シーズン13で、ジョーがドラマに帰還したことは、
ドラマ最終章に向けて、象徴的な出来事です。
長い年月を経て再び肩を並べた二人。
この“黄金コンビ”がどんな最終事件に挑むのか――
その結末が、今後の見どころです。
ヴェラ信念の女警部|ジョー降板理由と復帰経緯まとめ
ヴェラ信念の女警部ジョー降板と復帰でドラマの魅力を再発見
ジョーの復帰は、ドラマ終焉に向けての、素晴らしい伏線となっています。
かつてヴェラに導かれた若手刑事が、いまや成熟した警部補として戻ってくる。
その構図自体が、「ヴェラ 信念の女警部」というドラマの成長を物語っています。
ブレンダ・ブレシンとデヴィッド・レオン。
二人の信頼と再会が、作品の温かさを再び呼び戻しました。
そして、「ヴェラ」の世界は、ジョーの復帰で、原点に帰った印象を与え、シーズン14で終了します。
まるで、始まったストーリーが、一周回って完結したように思えます。
出来過ぎのような、美しい終わり方ですね。
ヴェラ、ジョー、をはじめ登場人物たちも、制作サイドも、視聴者も、満足のいく結末ではないかと思います。

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