ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル、打ち切りの理由は?シーズン6は16話で終了!あのキャストが、続行を直談判?

番組情報

数学の力で、
事件を解決する斬新なドラマ、
「ナンバーズ天才数学者の事件ファイル」。

2005年から2010年まで放送された、
アメリカのドラマです。

天才数学者チャーリーと、
FBI捜査官ドンの、
兄弟コンビが織りなす
知的エンターテイメントです。

私のように数字に疎い人でも、
楽しく見ることができました。

残念ながら、
シーズン6で打ち切りとなった、
この作品。

面白かったのに、、、、と、
残念でなりません。

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイルは、
なぜシーズン6の16話で
打ち切りになったのか?

打ち切りの原因を、詳しく考察します。

そして、あるキャストが、
CBS(ナンバーズ天才数学者の事件ファイル
の放送局)に、
続編の制作を打診したようです。

誰が直談判したのか?
その結果は?
ということも、合わせて解説していきます!

 

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル、打ち切りの理由は?シーズン6は16話で終了!

打ち切りの理由は?視聴率低下?

「ナンバーズ」は
当初好調なスタートを切ったものの、
シーズンを重ねるにつれて
視聴率が低下したようです。

そして、2010年5月18日に
CBSによって
打ち切りが発表されました。

打ち切りの主な要因は、
視聴率の低迷でした。

初期シーズンでは安定した
人気を誇っていた作品でしたが、
長期化に伴い新鮮味が失われ、
視聴者離れが進んでいったようです。

私は、面白いと思って
最後まで見通したので、本当に残念です。

確かに、
毎週毎週、数式ばかり、、、、
と感じてしまうと、
見続けるのが難しかったという面は
ありそうです。

ただ、女性キャラクターは
頻回に入れ替わっていました。

飽きないようにという、
制作側の工夫だったのかもしれません。

打ち切りの理由は?予算の削減?

高品質なドラマ制作には、
莫大な費用がかかります。

「ナンバーズ」も例外ではありませんでした。

視聴率低下に伴い、制作予算の見直しが必要に。

俳優たちの出演料、
撮影費用や技術スタッフの人件費も高騰。

数学的なシーンの映像化には、
特別な技術が必要で、
CGや特殊効果の費用も、
無視できない金額でした。

ドラマを見ていると、
チャーリーが数理モデルの
解説をしているときが、いい例です。
フラッシュバックのように

画像がどんどん入れ替わったり、
数式が画面を流れて行ったりしています。

言われてみれば、あの映像効果は、
たしかにお金がかかりそうですね。

「予算オーバー」となったら、
真っ先に、削られる対象になるでしょう。

しかし、あれは、
チャーリーの頭の中を表すのに、
必要な効果、番組のキモです。

そうすると、、、、
話が打ち切りの方向に進んでいくのは、
必然だったのかもしれません。

経済不況の影響もありました。

2008年のリーマンショック後、
テレビ業界全体が、
予算削減を迫られる状況。

CBS局も例外ではなく、
収益性の低い番組の見直しを、
進めました。

制作会社との契約更新時期とも
重なりました。

より安価な制作費での番組制作が
求められる中、
「ナンバーズ」の継続は
困難と判断されたのです。

ファンとしては、番組の打ち切りは、
非常に残念です。

このドラマが、
数学の魅力を、広く伝えた功績は大きく、
教育的価値の高い作品として
今でも愛され続けています。

私にとっては、
*主人公二人が、変わらない。
*主人公の周囲の登場人物が、変わらない。
*謎解きも面白い。
という理由で、
安心して見られるドラマでした。

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイルの終了、
ファンとしては寂しい限りです。

打ち切りの理由は?シーズン6が16話で終了したのはなぜ?

ドラマが進行するにつれて、
視聴率が低下したのは、
各シーズンの話数にも表れています。

シーズン1は 13話
シーズン2は 24話
シーズン3は 24話
シーズン4は 18話
シーズン5は 23話
シーズン6は 16話

最終シーズンであるシーズン6は、
16話という短縮版での放送となっていました。

実は、シーズン1が最も短いのですが、
これは、「通常24話構成のものを半分放送し、
人気が出たら続きのシーズンを放送する」
という、制作上の意図だと思われます。

テスト放送で人気があったため、
シーズン2からは予定通り、
24話で放送し始めたのでしょう。

しかし、視聴率の低下や予算の都合で、
話数が短くなっていき、
シーズン6は短縮で終了、、、、
となったのだと思います。

それでも、チャーリーとアミタは結婚、
ドンは恋人のロビンにプロポーズしてOKと、
一応の伏線回収はできているところは、
さすがリドリー・スコット監督の手腕です。

ただ、チャーリーとアミタが、
「明日結婚します!」と言い出したりして、
最後はものすごく駆け足で進行していました。

シーズン4で18話に減ったのを、
なんとか予算をつけてのシーズン5の23話。

しかし、結局盛り返せず、
シーズン6は、ギリギリ伏線回収して、
16話で終了、、、、というところでしょうか。

独特なコンセプトだと、
マニア受けというか、
見る人を選んでしまう、という側面が、
あったのかもしれませんね。

最初は、数式や数学の話が面白くても、
だんだん、難しくてついていけない!
と考える人が、増えてしまったのでしょうか。

数学オンチにも
楽しく見られるドラマだったのに、、、、。

いちファンとして、本当に残念です。

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル、打ち切りの理由は?シーズン6は16話で終了!あのキャストが、続行を直談判?

チャーリー役のデビッド·クラムホルツ、なんと続編制作を直談判!

なんと、チャーリー役の
デビッド・クラムホルツは

「ナンバーズ」の復活を試みたもののCBSに断られた

と明かしており、作品への愛着の深さがうかがえます。

デヴィッド・クラムホルツ氏、
続編を作ってほしいと、
制作会社に直談判したのですね。

残念ながら、願いは届かなかったようですが、、、、

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイルは、
出演者たちが続行を願うほど愛されていた、
素晴らしいドラマだったのだと思います。

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル、シーズン6が16話で終了したのは正しかった?

「もし、ナンバーズ天才数学者の事件ファイルが、あと10年続いたら」を検討する

ここからは、筆者の個人的意見です。

ナンバーズ天才数学者の事件ファイルの
打ち切りは残念でした。

では、あと10年続いたら、どうなるでしょう?
理想の結末になるの?と考えてみたのですが、、、、

結論としては、
「この終わり方でよかった」
と思っています

なぜか?

例えば、予算がついたとして。

このまま長寿番組として、
メンバーも変わらず、
最低、あと10年続くとして、
良い結果になる、、、、?

いや、それは不可能では?
と、思ってしまいました。

チャーリー、アミタ、ラリーなど、
大学教授の皆さんはいいとして、
問題はFBIの皆さんですね。

FBIは現場仕事ですから、
年齢が上がるにつれて、
つらくなっていくでしょう。

あと10年続いたとして、
皆、年齢には勝てません。

しばらくはメイクでなんとかなっても、
メンバーは年齢を重ね、
現場仕事と、
本人の見た目や年齢とのギャップが、
激しくなってくると思います。

FBIの定年について調べたところ、

FBIには公式な定年はありませんが、特別捜査官の多くは能力が低下した時点で退職する傾向にあり、50代半ばが退職年齢の目安とされています。肉体的な厳しい任務を遂行できなくなった場合に退職することが一般的です。

というわけで、
体力的に厳しくなったら、退職のようです。

そうすると、今なら、
キャストの見た目と業務が乖離していません。

実は、この時期に、
ドラマを終わりにできたのは、
よかったのではないでしょうか?

兄弟が協力して事件解決、という設定も、
ずっと続けるのは無理がありそうです。

50歳、60歳になっても、
実家に入り浸る、男兄弟たち、、、、
違和感がありますね。

数学の公式を持ってくるにも、
限界がありそうです。

設定という面から見ても、
業務内容とキャラクターの見た目の一致、
という点から見ても、
あと5年くらいで、
限界が来たのではないでしょうか。

惜しまれつつ、
「みんな、卒業(ご栄転?)して旅立った!」
という、今回の終わり方には、
無理がありません。

実は、ベストな終わり方だったのでは?
と思います。

意外と伏線回収できましたし。

欲を言えば、
シーズン6が24話であったら
よかったと思います。

もう少しゆっくり、
チャーリーとアミタの
結婚式の準備を見られて、
ドンの転勤と、結婚生活をちょっぴり見て、
残ったみんながデビッドを中心に
また頑張っていく。

そんなシーンで終わったら、よかったでしょうね。

いずれにしても、
数学を使った謎解きの面白さと、
家族の暖かい人間ドラマを両立させた、
素晴らしいドラマでした。

しかし、終わってしまって残念です。
配信サービスで見ることはできるので、
そちらで楽しみます!

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル、シーズン6で打ち切り!シーズン6は16話で終了!あのキャストが、続行を直談判?のまとめ

ナンバーズ天才数学者の事件ファイルは、
数学という独特な切り口で事件解決を描いた、
革新的なドラマでした。

視聴率低下と制作費高騰により、
6シーズンで打ち切りになりましたが、
その教育的価値と娯楽性は、
今も色褪せません。

「ナンバーズ」が残した最大の功績は、
数学の魅力を広く伝えたことです。

数学的手法を駆使した
事件解決という、
独特なコンセプトは
高く評価されていました。

しかし、それでも、
商業的な成功を維持することは
難しかったのでしょう。

CBSは経営判断として、
より収益性の高い番組枠への
転換を図る必要がありました。

しかし、その独自コンセプトである、
数学と人間ドラマが融合した名作として、
「ナンバーズ」は、
今も私たちの記憶に残っています。

打ち切りは残念でしたが、
設定、キャラクターの年齢など、
さまざまな要因から考えて、
案外、「有終の美」を飾れたのではないかと、
私は思っています。

俳優さん、製作陣の皆さん、お疲れ様でした!

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