お待たせしました。
名探偵ポワロシーズン13の情報です。
世界中で愛されている、名探偵ポワロ。
2026年 5月に、ミステリーチャンネル、
NHK BSプレミアムでの放送が予定されています。
特にシーズン13は、最終話の「カーテン」を含め、
いずれ劣らぬ「長編名作」ぞろい。
あなたは、どのエピソードが好きですか?
この記事では、シーズン13の、
各チャンネルでの放送予定を掲載し、
ドラマ版「名探偵ポワロ」の見どころを解説!
初心者の方にも、シリーズが追いやすいよう、
全話総まとめ&解説しています。
随所に、「独自視点」で見つけた、
「ドラマがもっと楽しくなる小ネタ」も、
たっぷり盛り込みました。
特に、「カーテン」で、
ポワロのロザリオに込められた意味がわかると、
鳥肌モノです!
ぜひ、最後までお読みください。
注)「カーテン〜ポワロ最後の事件〜」のネタバレありです。
未視聴の方はご注意ください。
名探偵ポワロ シーズン13の放送予定は?
ミステリーチャンネル
ミステリーチャンネル(有料のCATVチャンネル)では
『名探偵ポワロ』シーズン13が、
2026年5月9日より一挙放送です。
初日に第1話・第2話が連続放送され、
翌10日に第3話、
11日には最終話まで一挙放送される編成となっています。
- 5/9(土)→ 第1話・第2話(連続)
- 5/10(日)→ 第3話
- 5/11(月)→ 第4話・第5話(完結)
ポワロ放送予定表、ミステリーチャンネルHPより改変
| 話数 | エピソード | 放送日時 |
|---|---|---|
| 第1話 | 象は忘れない | 2026年5月9日(土)13:15~ |
| 第2話 | ビッグ・フォー | 2026年5月9日(土)15:30~ |
| 第3話 | 死者のあやまち | 2026年5月10日(日)13:15~ |
| 第4話 | ヘラクレスの冒険 | 2026年5月11日(月)11:00~ |
| 第5話 | カーテン(最終話) | 2026年5月11日(月)13:15~ |
NHKでの放送予定は?
2026年4月から、毎週火曜日21:00〜
シーズン1の第1話から、順次放送中です。
BS11
現在、確認できませんでした。
名探偵ポワロ シーズン13には懐かしのキャストが再登場!
ヘイスティングスほか、懐かしいキャストが勢揃い!
ミステリーチャンネルでは、2026年5月9日(土)から11日(月)の三日間で、シーズン13が一挙放送されます。
それだけでも嬉しいニュースですが、さらに、、、
最終章となるシーズン13では、(〜中略〜)
シーズン10から加わった
推理小説家のアリアドニ・オリヴァ夫人(ゾーイ・ワナメイカー)が「象は忘れない」と「死者のあやまち」に登場するほか、「ビッグ・フォー」には
ヘイスティングス(ヒュー・フレイザー)、
ミス・レモン(ポーリン・モラン)、
ジャップ警視監(フィリップ・ジャクソン)
というシリーズ当初の仲間たちが今一度集合。ヘイスティングスは最終話「カーテン 〜ポワロ最後の事件〜」にも姿を見せる。
(海外ドラマナビより引用)
嬉しいことに、ヘイスティングスをはじめ、ジャップ警部、オリヴァ夫人、ミス・レモンなどが勢揃いします!
ドラマシリーズ後半では、ポワロのよき相棒だったヘイスティングスや、ジャップ警部の出番が少なくなりました。
そのことで、寂しい思いをしていたファンも多かったはず。
最終章にふさわしく、
物語で重要な役割を担った、旧友たちが再登場。
そして、物語の終わりを、一緒に作り上げていくのです。
私は、「なんて粋な計らいだろう」と思いました。
見る前から、期待が膨らみます!
ドラマファンの声を拾ってみました。
「シーズン13の終了後には、シーズン1から再度放送してください!楽しみにします。」
「ポワロシリーズはもう何度も観ていますが、それでも飽きないし、大好きです。ポワロシリーズか終了したら、ミスマープルをやっていただけないでしょうか?それも初期の頃からのでお願いしたいです」
BS11のHPより抜粋、引用
と、続きを望む声が投稿されています。
これだけでも、ポワロシリーズの人気がわかりますね。
名探偵ポワロシーズン13 全話解説 完全版!各話あらすじ、見どころ(ネタバレあり)
象は忘れない(1話)
あらすじ
散歩に出たレーヴンズクロフト将軍夫妻が、死体で見つかった。心中したと思われたが、真相は不明のまま。
事件の13年後、真相解明を頼まれたオリヴァ夫人は、ポワロに助言を求めるが、今は別の事件で動けない。
オリヴァ夫人は、「象のように記憶力が良い」人々に、話を聞くために出発する。
見どころ
レイヴンズクロフト夫妻は、なぜ、どうやって死んだのか?という大事なところは、原作通りです。
細かいところが少し違って、原作にはいない人物も登場。
でも、一見別々に思えた事件たちは、最後に全てつながってきます。
そして、ラストの解決に向かって収束していく。
さすが、アガサ・クリスティ。
このスピード感に、ぐいぐい引き込まれてしまうのです。
悲劇的な事件ですが、ドラマとしてはおすすめです!
ビッグ・フォー(2話)
あらすじ
「ビッグ・フォー」と呼ばれる秘密結社が、世界戦争を企んでいると、連日新聞をにぎわせている。
彼らが、色々な事件や事故の裏で、糸を引いているというのだ。
ビッグ・フォーだと疑われる人々の周囲で、殺人が起こっていく。
そして、情報があると言って、ポワロに電話がかかってくる。その人に会うため、言われた住所を訪ねる。
しかし、指定された部屋にポワロが入ると、爆弾が爆発する、、、、。
見どころ
冒頭、2分30秒あたりから、ポワロのお葬式のシーンです。
ジャップ警視監(警部から出世)が案内を出し、南米にいたヘイスティングスも帰国、今は秘書をしていないミス・レモン、執事のジョージ、関わりのあったジャーナリスト。
ポワロをよく知る人々が、お葬式に参列しました。
悲しみのシーンですが、ファンとしては、「旧友たちがみんな集まった!」と、喜んでしまうシーンでもあります。
もちろん、ポワロは生きていますよ!後でどんでん返しがありますから、ご安心を。
原作は、壮大な陰謀論ミステリでした。
ドラマ版は、話がだいぶコンパクトになっています。
見どころは、当たり前ですが、「ビッグ・フォーの正体は?」
やっぱりこれですね。
予想を裏切る結末ですが、原作と比べずに、ドラマだけを見ると、かなり楽しめます。
特に、「そうか、犯人はこういう背景がある人物なのね」と、ラストシーンで納得。
超大作を、うまくドラマにまとめていました。
ドラマがもっと楽しくなる小ネタ ruka’s eye
中国愛好家の男性が殺された事件。
男性は殴られ、喉を切られて死んでいます。
ジャップ警視監とポワロが現場に行くと、テーブルの上には、凍った羊の脚が。
それを見た警官が、「まさか、冷凍肉で殴殺し、骨でノドを切った?」というのです。
このセリフ、実は元ネタがあります。
イギリスの作家、ロアルド・ダール(チャーリーとチョコレート工場の原作者)の作品、「おとなしい凶器」という短編を知っていますか?
これが、妻が凍った羊の足で、夫を殴り殺す話なのです。
その後、凶器はオーブンで調理され、聞き込みに来た警官に振る舞われて、消える、、、、という結末。
「冷凍肉で殴殺云々」の元ネタは、たぶんこれでしょう。
「あなたに似た人」という短編集に入っています。
英国作家に対する、愛やリスペクトが垣間見えて、私はニヤッとしてしまいました。
ポワロではないですが、これも面白い小説ですよ!
死者のあやまち(3話)
あらすじ
デボンにあるナス屋敷は、穏やかな陽光と、川や森に囲まれている平和な場所。
屋敷の主人、ジョージ・スタッブス卿は、地元の人々を招くお祭りを開催することに。
祭りの目玉として、殺人推理ゲームを企画し、そのストーリーを、オリヴァ夫人に依頼する。
しかし、祭りの当日、死体役の少女が、本当に殺されてしまう、、、、
見どころ
オリヴァ夫人は、「誰かが死ぬ予感がする」と、ポワロに電報を送って「至急来られたし」と、呼び寄せます。
予感は当たり、殺人が起こります。
そして、そして、ジョージ卿の夫人、ハティ・スタッブスも行方不明になってしまうのです。
ハティ夫人の行方は?本当に、従兄弟の、エティエンヌ・ド・スーザに殺されたのか?
死体役の少女を殺したのは?
次第に、恐ろしい陰謀が明らかになります。殺されたのは、死体役の少女だけではなかった、、、、
あとは、見てのお楽しみです!
ドラマがもっと楽しくなる小ネタ ruka’s eye
ナス屋敷の元の主人、フォリアット夫人を演じるのは、シニード・キューザック。
田舎の、家名を重んじる貴族夫人を、美しく、上品に演じていました。
きれいな人、、、と思って調べたら、「キューザック」という名前に、聞き覚えが。
人気ミステリー、「ブラウン神父」で見た名前です。
シーズン10まで、長期で物語を支えたマッカーシー夫人。
演じていたのは、ソーチャ・キューザック。
妹のニーヴ・キューザックも、その妹役で出演。
姉妹は、劇中でも姉妹として共演していました。
シニード・キューザックは、ソーチャとニーヴ姉妹の、お姉さん。
ちなみに、お父さん、末の妹さんも俳優さんとのことで、芸能一家なのですね。
●マッカーシー夫人(演:ソーチャ・キューザック)が、ブラウン神父を降板した経緯を解説した記事はこちら↓

ヘラクレスの難業(4話)
あらすじ
事件の始まりは、富豪の邸宅でのパーティー。パーティでは、殺人鬼マラスコーをおびき寄せて捕える作戦でした。しかし、マラスコーに出し抜かれ、殺人が起こってしまいます。
舞台は、アルプスのホテルに移ります。ホテルに向かったポワロは、怪しげな宿泊客たちと一緒に、雪崩が起きたホテルに閉じ込められてしまいます。
そして、さらに殺人が起こる、、、、。
見どころ
ドラマとしては、ポワロと、「ポワロが唯一愛した女性」ロサコフ伯爵夫人の再会、マラスコーの意外な正体です。
ホテルにいる誰かが「殺人鬼マラスコー」だという恐怖が、ドラマを一層盛り上げます。
ホテルの宿泊客たちも、謎めいた人物たちばかりです。
徐々に正体がわかっていく過程も、見応えがありますよ。
最後まで飽きない展開です!
ドラマがもっと楽しくなる小ネタ1 ruka’s eye
この話が、「カーテン〜ポワロ最後の事件〜」の前に入れられているのには訳があります。
原作小説の冒頭、「ことの起こり」という章で、ポワロは、「ヘラクレスに倣(なら)って、12の難事件を解決したら、引退したい。カボチャの品種改良をしたい」と言っています。
そして、それが、引退したポワロとヘイスティングスが再会する、「カーテン」へと繋がる伏線になっています。
ドラマ最終章にふさわしい演出に、期待が盛り上がってくるのを感じますね!
ドラマがもっと楽しくなる小ネタ2 ruka’s eye
ドラマ版では、絵画の盗難事件も絡んでいます。
雪山に、アクシデントで閉じ込められるのは、「オリエント急行の殺人」を思わせますね。
さらに、ホテルが舞台、絵画の盗難、といえば?
そう、ドラマ版ミス・マープルの
「ジェラルディン・マックイーワン版
『バートラム・ホテルにて』」を思わせますね。
アガサ・クリスティのドラマシリーズが大好き!リピート視聴している!というファンには、嬉しいオマケです。
ぜひ、こんな小ネタも楽しんでください。
ドラマがもっと楽しくなる小ネタ3 ruka’s eye
元々、「ヘラクレスの難業」は、12の短編小説からなっていました。
それを、「アルカディアの鹿」「エルマントスのイノシシ」「スチュムパロスの鳥」の3事件を中心にし、一つの長編にまとめて、ドラマ化したのです。
12話を一編にまとめた、脚本家さんの力量が素晴らしい。
加えて、小ネタ2で挙げたような、アガサ・クリスティドラマへのオマージュ。
ファンなら「これ知ってる!」と、ニヤリとしてしまうでしょう。
私は、謎解き(全然わからなかった)も、小ネタさがしも、すごく楽しめた回でした。
カーテン〜ポワロ最後の事件〜(5話)
あらすじ
この、「カーテン」は、名探偵ポワロシリーズの最終作。これをもって、ポワロの物語は終了です。
ポワロ最初の事件の舞台だった、「スタイルズ荘」。
今はホテルとなっている、その懐かしい場所を、ポワロに招かれたヘイスティングスが訪れる。
ポワロは、痩せ衰え、足が不自由になったと、車椅子に乗っています。
そして、ヘイスティングスに、「この場所で殺人が起こる」と告げたポワロは、歩けない自分の代わりに、ヘイスティングスに捜査を手伝ってほしいと頼みますが、、、、
見どころ
注)激しくネタバレしています
多くの方が知っていると思いますが、この「カーテン」で、ポワロは死を迎えます。
体は弱ったけれど、脳は健在だと、ヘイスティングスに言うポワロ。
一人で部屋にいる時に、
「戻ってきたか、懲りない奴め」
「私の目の黒いうちは、、、」
と、ひとりごちるポワロ。
どうやら、「殺人犯」が誰だか知っている様子。
やはり、「灰色の脳細胞」は健在のようです。
でも、自分の残り時間が少ないこともわかっている。
ポワロには何ができる?どういう選択をするのでしょうか?
あまり書くと特大ネタバレになってしまうので、ここまでに。
犯人などは、次のセクションでネタバレしています。
ポワロの最後のシーン。
ヘイスティングスは、部屋に残してきたポワロが気になり、急いで戻りましたが、ポワロは息を引き取っています。
愕然とした表情のヘイスティングス、
それに続く、新聞の「エルキュール・ポワロ死す」の記事。
そして、要所で流れる、ショパンの「雨だれ」のピアノ。
悲しさと優しさの共存する曲は、美しい演出でした。
小ネタという名のネタバレ&考察 ruka’s eye
ドラマのラストを、超ネタバレしています。
犯人が誰か書いていますので、ご注意を!
ここでは、ポワロが持っているロザリオが、大きな意味を持っています。
・ドラマ内でどう使われているか?
・それが何を意味するのか?
に注目して、読み解いていきます。
後半、ポワロの最後の、発作のシーンに注目です。
ポワロは息苦しくなり、サイドテーブルに手を伸ばします。
そこには、発作を和らげる吸入薬が。
一旦は薬に手を伸ばしかけますが、それをやめて、その奥にあるロザリオを手に取ります。
そして、「許したまえ、、、お許しを」と、神に祈ります。
なぜ、ポワロは薬ではなく、ロザリオを手に取ったのか?
なぜ、ヘイスティングスに、
「(ノートンという人物は)自殺ではない、殺人だ」と言ったのでしょうか。
(この後、最大のネタバレが書いてあります。下にスクロールしてください)
それは、、、、ポワロ自身が、ノートンを殺した犯人だったから!
そして、ロザリオは、「ポワロが犯した罪」を象徴しているのです。
解説していきましょう。
ポワロは、敬虔なカトリックです。
カトリックでは、「汝、殺すなかれ」と、
いかなる時も、故意に他人の命を奪うことを禁じています。
ポワロが、かつてロザリオを手に取っていたのは、「オリエント急行の殺人(ドラマ版)」です。
あの時、ポワロは、殺人犯が誰なのか知りながら、見逃しました。
そして、殺人犯を見逃すという罪を犯した自分を、
「お許しください」と、ロザリオにキスしながら祈ったのです。
「カーテン」では、再びロザリオが登場しました。
これは、「ポワロが犯した罪」を暗示していると思います。
オリエント急行の時は、殺人犯を見逃してしまったけれど、
今回は、「言葉巧みに殺人を起こさせている者(ノートン)」を見逃さない。
これ以上の殺人が起こらないように、食い止めたのです。
しかし、殺人が続くのを防ぐためとはいえ、
自分の手で人を殺すという、大罪を犯してしまいました。
薬で少し延命しても、死期が迫っていることには変わりないし、
「自分の使命」は果たした。
もういいのだ、十分やった、、、と、思ったのではないでしょうか。
だから、薬でなく、ロザリオを選んだのです。
「ポワロはカトリック」という設定を生かし、
さらに、「オリエント急行の殺人」で描かれた、
ロザリオに祈るという、伏線の回収。
見事な幕切れでした。
タイトルの「カーテン」とは、「物語の幕」を表します。
そして、物語の幕が開いた、「スタイルズ荘」その場所で、
一緒に物語を始めたヘイスティングスとともに、最後の物語の幕を閉じました。
「カーテン」というタイトルも秀逸ですし、物語の終わり方も完璧でした。
やはり、アガサ・クリスティは最高です!
そして、25年間、ポワロであった、デビッド・スーシエにも、最大級の賛辞を捧げます。
まとめ:名探偵ポワロはやっぱり最高!
現在、『名探偵ポワロ』シーズン13が、
ミステリーチャンネル(有料のCATVチャンネル)で、
2026年5月9日より一挙放送です。
初日に第1話・第2話が連続放送され、
翌10日に第3話、
11日には最終話まで一挙放送される編成となっています。
- 5/9(土)→ 第1話・第2話(連続)
- 5/10(日)→ 第3話
- 5/11(月)→ 第4話・第5話(完結)
NHKでは、2026年4月から、毎週火曜日21:00〜
シーズン1の第1話から、順次放送中です。
初めて「名探偵ポワロ」のドラマを観た時の感動は、今も忘れられません。
原作を読み、想像していた世界が、そこに広がっていました。
ポワロファンの皆さんも、それぞれの想いがあると思います。
この春、最終章としてのシーズン13を、じっくり楽しみたいですね。
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