9月24日スタート!待望のシーズン5最速情報
ファンの皆さん、お待たせしました!
英国の人気ミステリーコメディ『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』シーズン5が、ついに2025年9月24日に、英国で放送スタート。
おなじみの探偵コンビ、ルーとフランクが帰ってきて、初回から波乱の事件に挑みます。
この記事では、シーズン5の最新情報をまとめつつ、第1話をネタバレありで深掘り。
さらに、続投キャストや豪華ゲストの情報も紹介します。
※1.この記事の内容は、British Comedy Guide(英国公式TVデータベース)やRotten Tomatoesなど、英語の情報サイトをもとに調査・要約しています。
※2.軽いネタバレがありますが、日本放送は未定なのでご安心を
※2025年10月20日追記
第2話の放送情報がBBC公式およびIMDbに掲載され、潜入・変装シーンへの期待が高まっています。
また、制作側が“レギュラー続投”を選んだ狙いについても筆者の考察を追加しました。
シーズン5の基本情報
シーズン5の舞台はおなじみストラトフォード・アポン・エイヴォン。
英国ではAlibiチャンネルとNOW TVで放送されています。
日本での配信はまだ発表されていません。
主演のジョー・ジョイナー(ルー)、マーク・ベントン(フランク)、パトリック・ウォルシュ・マクブライド(セバスチャン)の3人は続投。
シリーズの軽妙な掛け合いとユーモアも健在です。
各話タイトル一覧(全10話)
各話タイトルは、これまで通りシェイクスピア作品からの引用です。
言葉の選び方に、ドラマのテーマがさりげなく込められています。
Such a Mad Marriage Never Was Before
The Heavenly Harness’d Team
Destruction, Blood, and Massacre
A Dark House
The Endeavour of this Present Breath
As I Have Seen a Swan
An Honest Fellow
Be Not Afraid of Greatness
Daggers of the Mind
Such Sweet Sorrow
British Comedy Guide(Comedy.co.uk)より引用
タイトルを眺めるだけでも、どんな謎が待っているのか想像がふくらみます。
(「まとめ」の後に元ネタ補足資料あり)
ゲスト出演とキャスト続投情報
おなじみの探偵コンビがそのまま帰ってきました。
ルー役のジョー・ジョイナー、フランク役のマーク・ベントンは健在。
セバスチャン役のマクブライドも引き続き登場し、軽妙なやり取りが作品の軸となっています。
第1話では、クリスティン・ボトムリーとアンドリュー・ノットが新婚夫婦として出演。
個性的なゲストたちが事件を彩ります。
第1話レビュー(ネタバレあり)
タイトル「Such a Mad Marriage Never Was Before」の通り、波乱の結婚式が事件の舞台です。
祝福ムードの中で起こるトラブルが、物語を一気にミステリーへと導きます。
新婚夫婦リナとプレストンの関係には秘密があり、財産争いの裏で思わぬ真実が…。
ルーとフランクがその謎に迫る展開は、初回から見応えたっぷりです。
今後の見どころ(ネタバレなし)
第2話以降は、地元劇団のスキャンダル、遺産相続、心理戦を絡めた事件が続々登場。
セバスチャンの名演技も鍵になりそうです。
タイトルから推測するに、シリーズ後半は“別れ”や“真実の愛”がテーマになる可能性も。
引き続き注目です。
※2025年10月15日更新:第2話の情報を追記
第2話では、IMDbなどで潜入や変装シーンが予告されているとの情報があり、ファンの期待が高まっています。
第1話はすでに9月24日に放送済み!
今回の注目ポイントは、第1話がすでに放送済みという速報性です。
英国ファンの間ではSNSでも好評で、
「原点回帰したコージーミステリー!」という声も。
日本での配信情報はまだありませんが、続報が入り次第こちらでも紹介します。
レギュラー続投から見える制作側の狙い(筆者考察)
ここからは、制作側の意図について私なりに感じたことをまとめます。
シーズン5が、これまでと同じレギュラー陣でスタートしたという事実。
それは、単なるキャスト継続以上の意味を持っているように思います。
このシリーズが長く愛されてきた理由の一つは、
登場人物たちの“関係性の心地よさ”にあります。
制作陣がそこを崩さず、同じメンバーで物語を紡ぐということは、
ファンが求める「安心感」と「日常のユーモア」を大切にしている証拠でしょう。
そして何より、セバスチャン(パトリック・ウォルシュ・マクブライド)の存在が大きいです。
彼の変装シーンや潜入捜査はシリーズの名物とも言えます。
ときに大胆で、しかしチャーミングに事件へ関わっていく姿は、
このドラマの“コメディとしての軽やかさ”を支えています。
制作側はきっと、この“掛け合いの妙”を中心に据え、
視聴者が心からリラックスして楽しめる「コージーミステリー」の空気を守ろうとしているのでしょう。
次のエピソードでも、三人のチームワークと、
小さな町の人々の人間模様がどう描かれていくのか――今から楽しみです。
まとめ
安定のレギュラー陣、そして個性豊かなゲスト俳優たち。
『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』シーズン5は、
これまでの魅力をそのままに、新たな楽しみを加えて帰ってきました。
第1話から、人間ドラマとミステリーのバランスが絶妙で、
“長く続く理由”をあらためて感じさせる仕上がりです。
今後のエピソードでは、これまで以上に
キャラクター同士の絆や小さな奇跡のような事件が描かれることでしょう。
引き続き、日本での放送・配信情報にも注目していきたいですね。
このブログでも、最新情報が入り次第お知らせします。
補足資料:各話タイトルの引用元一覧(当サイト調べ)
ドラマをより深く楽しみたい方向けに、各話タイトルの出典をまとめました。
※本文の理解に直接関係しないため、読み飛ばしても大丈夫です。
各話と出典(日本語題・意訳つき)
各話タイトルの元になったシェイクスピア劇と、そのセリフを当サイトで調べてまとめました。
ドラマをもっと楽しむための引用元リスト(当サイト調べ)
第1話:Such a Mad Marriage Never Was Before
出典:『じゃじゃ馬ならし』(第3幕 第2場)
意訳:「こんな狂気じみた結婚は前代未聞だ。」
第2話:The Heavenly Harness’d Team
出典:『ヘンリー四世 第1部』(第3幕 第1場)
意訳:「天の馬車が東の空から黄金の道を進み始める。」
第3話:Destruction, Blood, and Massacre
出典:『リチャード三世』(第2幕 第4場)
意訳:「来るがよい、破壊も流血も虐殺も──。」
※原文は “death” ですが、ドラマでは “blood” に置き換えられています。
第4話:A Dark House
出典:『お気に召すまま』(第3幕 第2場)
意訳:恋は狂気であり、「暗い部屋に閉じ込めるべきもの」という文脈で語られています。
第5話:The Endeavour of this Present Breath
出典:『恋の骨折り損』(第1幕 第1場)
意訳:「この一瞬の努力こそが名誉を勝ち取るのだ。」
第6話:As I Have Seen a Swan
出典:『ヘンリー六世 第3部』(第1幕 第4場)
意訳:「白鳥が潮に逆らい、むなしく泳ぐのを見たように。」
第7話:An Honest Fellow
出典:『オセロ』(第3幕 第3場)
意訳:「あの人は本当に正直な人よ。」(デズデモーナの台詞)
第8話:Be Not Afraid of Greatness
出典:『十二夜』(第2幕 第5場)
意訳:「偉大であることを恐れるな。」(“Some are born great…” の有名な手紙の一節)
第9話:Daggers of the Mind
出典:『マクベス』(第2幕 第1場)
意訳:「心の短剣──これは熱に浮かされた脳が生んだ幻なのか。」
第10話:Such Sweet Sorrow
出典:『ロミオとジュリエット』(第2幕 第2場)
意訳:「別れはなんと甘美な悲しみだろう。」
※出典は各劇の原文およびBritish Comedy Guide掲載の各話タイトルを参照


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