サラ・モーテンセンの女優魂!

俳優情報

大人気ドラマ
『アストリッドとラファエル』は、
フランスのミステリー。

直感的、行動的なラファエルと、
冷静で繊細なアストリッド。

正反対の二人が、捜査上で協力しあい、
事件を解決していきます。

プライベートでも、お互いを理解し、
信頼し合い、親友になっていく、
ヒューマンドラマの一面もあります。

また、自閉症に対する
理解と共感を深めるという、
社会的テーマも扱っています。

とてもユニークな設定ですね。

この記事では、
アストリッドを演じる女優、
サラ・モーテンセンの人物像と、

自閉症に対する深い理解、
サラが表現する
自閉症の世界を中心に、
深く掘り下げてみたいと思います!

サラ・モーテンセンの女優魂!プロフィール

サラ・モーテンセン(Sara Mortensen)は1979年12月10日生まれ、パリ育ち。 母エリザベートはノルウェー出身の女優 、父はアーティストという文化芸術環境で育ちました。
フランス語・ノルウェー語のバイリンガル。
2001~2004年には名門演劇学校・Cours Florentで演技を修め、ドラマでは『警部補カミーユのカンヌ捜査ファイル』や『デビルズ・リープ~娘を守れ!最強の親父』『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』など、出演多数。

サラは、フランス生まれの、
ノルウエー系フランス人ということのようです。
白い肌でほっそりしているところなどは、
いかにも北欧の人、という感じがしますね。

名門演劇学校卒業で、
着実にキャリアを積み上げているようです。

ドラマ内で、
アストリッドが独特の存在感を放っているのは、
主役で出番が多いだけでなく、
演劇学校で身につけた、
確かな演技力に裏打ちされてのことでしょう。

そして、注目は、
「お母さんのエリザベートも女優」というところ。

実は、「アストリッドとラファエル」のドラマ内で、
アストリッドの実母、
マチルド・ニールセンを演じているのは、
サラの実母のエリザベートさん。

ドラマ内でも親子として、親子共演を果たしています。

自分と同じ、女優の道を、娘が歩んでいる。
そして、ロングヒットのドラマで、主演を続けている。

そのドラマの中で、共演を果たせた。
お母さんも、きっと嬉しく、また、鼻が高いことでしょうね。

サラ・モーテンセンの女優魂!サラが表現する自閉症の世界とは?

アストリッドは自閉症

ドラマの中でのアストリッドといえば、
「自閉症」ということが、
外せないキャラクターの一部です。

いつも同じ環境であることを好む、
大きな音が苦手、対人関係が苦手、など。

実際に、アストリッドは、毎日同じ服装ですし、
イヤーマフをつけていますね。

サラの演技力が素晴らしく、自然であるため、
自閉症の人がどんな様子なのか、理解できます。

これを身につけるのには、
大変な努力があったのではないでしょうか。

・大袈裟な演技をして実際に自閉症の人を傷つけるようなものにならないようにしながらも、普通の人から見てちょっと違うことが分かるくらいの違和感を残すという匙加減が大変でした。

・自閉症についてきちんと学ぼうと思い、本を読んだりドキュメンタリーを見たり、実際に自閉症の方々が集まる場所に行き、観察させてもらったりしました。

・私が観察した自閉スペクトラム症の人は親指から着地していたので、それを取り入れました。

サラは、このように
「すごく準備しました」と語っています。

女優魂を感じますね。

特徴ある仕草、歩き方は、
この綿密な役作りから
出来上がっているようです。

当事者の方達を傷つけないように
配慮した演技をするところ、
役作りに熱心に取り組むところは、
サラの責任感の強さ、演技への情熱を
物語っていると思います。

アストリッドは、特徴ある仕草、
特に指の動きが印象的ですね。

ヒラヒラと指を動かしながら、
パズルを解くシーンなどは、
いつも美しいなあと思っています。

自閉症の人の抱える困難

社会生活向上クラブで、
自閉症の人たちが語る悩みの数々。

多くの人が、友人に愚痴るような、
一見軽い内容でも、
自閉症の人たちには、社会生活に困難を感じる、
大きな悩みなのです。

高い能力があるのに、
自分に向いていない仕事内容だと、
まったく能力が発揮できない、など。

このドラマでは、
普段あまり目にすることがない、
自閉症の人々の内面を描いています。

そして、
「自閉症って、特殊な人たちではないんだ。
みんなと同じに、
悩んだり、悲しんだり、喜んだりする、
定型発達(いわゆる「普通の人」のこと)
の人たちと、同じ社会の仲間なんだ。」
と、教えてくれているように思います。

自閉症の人の内面

外見についての演技も完璧ですが、
サラによる、アストリッドの内面の表現も、
とても繊細です。

ドラマ内で、アストリッドが存在感を放つのは、
演じている、を超えて、自閉症の人として、
画面の中に存在しているからだと思います。

台本を完璧に覚えました、というレベルではありません。

サラが、アストリッドを具現化しているのだと思っています。

このリアリティーある演技のおかげで、
「コスト警視と変わった人のコンビ」でなく、
「アストリッドとラファエル」というチームなのだと
私たちも理解できるのではないでしょうか。

アストリッドも、ラファエルと出会ってから、
少しずつ、感情を表現したり、
他人を信頼できるようになっていきます。

これは内面が成長しているということですよね。

アストリッドとラファエルは、
ミステリードラマとしてのみならず、
二人の友情や成長も描かれるヒューマンドラマ、
そして、社会の中で、
自閉症の人たちが抱える困難を描く、
社会ドラマとしても面白いと思います。

本当に、ユニークな設定のドラマですね。

そして、色々な要素が描かれることで、
私たちもにも、味わい深く楽しめる、
素晴らしいドラマになっているのです。

サラ・モーテンセンの女優魂!「アストリッドとラファエル」シーズン6の放送は?

アストリッドとラファエル、
本国では、シーズン6の撮影が進んでいるようです。

日本では、現在、シーズン5まで視聴できます。

2025年3月に行われた、
「アストリッドとラファエル」のファンミーティングでは、

サラ:シーズン6で起こることについて、今ここで皆さんに打ち明けることはできません(笑)

ということで、もう少し、おあずけのようです(笑)

日本での配信が楽しみですね!

サラ・モーテンセンの女優として存在感。まとめ

サラ・モーテンセンはフランス生まれの女優。

ドラマ「アストリッドとラファエル」のアストリッドを、
完璧かつ繊細に表現しています。

自閉症であるアストリッドを演じるために、
サラは、「きちんと学ぼうと思った」とのことで、
役作りは完璧。

まさに女優魂。

そして、アストリッドは、
リアリティーのある人として、ドラマ内で存在しています。

アストリッドとラファエルのシーズン6は、
まだ日本では配信されていません。

配信される日を、楽しみに待ちます!

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