サラ・モーテンセンのプロフィール完全版|左目の障害を乗り越えアストリッド役へ!夫や息子との生活まで徹底解説

俳優情報

『アストリッドとラファエル』で自閉症のアストリッドを演じるサラ・モーテンセン。

その繊細な演技の裏には、4歳で負った左目の障害を乗り越えた強さと、自閉症コミュニティとの深い関わり、そしてパートナーや息子との家族の物語がありました。

この記事では、主にフランスメディアのインタビューを基に、サラの経歴、プライベート、そしてアストリッド役への情熱を徹底解説します。

この記事でわかること

  • 4歳の時、左目に障害を負ったこと
  • 両親の教育方針
  • 女優を目指したきっかけ
  • 自閉症のアストリッドを演じる上での役作り
  • サラの演技哲学と緊張感
  • パートナーとの生活、別れ
  • 息子との生活
  1. サラ・モーテンセンのプロフィール完全版|基本情報と経歴
    1. プロフィール
    2. 芸術家一家で育った環境
    3. 学歴とキャリアのスタート
  2. サラ・モーテンセンのプロフィール|左目の障害を乗り越えた女優人生
    1. 4歳の事故 – 人生を変えた出来事
    2. 子供時代はいじめられていた
    3. 障害を受け入れた「他の人が見えない色が見える」
    4. 両親の教育方針
    5. なりたかったのは、小児科医?
  3. アストリッド役の役作り|自閉症コミュニティとの深い関わり
    1. 役作りで自閉症の人々と深く関わる
    2. 脚本チームに自閉症当事者がいる
    3. 演技とは、「違い」を提唱すること
    4. 演じる上での責任感 – 「綱渡り」のような緊張感
    5. 子供時代の経験が活きる
    6. 自閉症の人々に希望を与えているドラマ
    7. 母エリザベスとの共演にもプロ意識
    8. 日本への思いと、茶道への言及
  4. サラ・モーテンセンと、夫(パートナー)Bruce Tessore
    1.  Plus belle la vieでの共演
    2. 2025年1月の破局 – 約10年の関係に終止符
  5. サラ・モーテンセンのプロフィール完全版 息子Akselと演技の才能
    1. サラ・モーテンセンの息子はアクセル
    2. 「アストリッドとラファエル」での共演 – 難しい自閉症の役に挑戦
    3. 母の評価
  6. 代表作とキャリア|Plus belle la vieからの飛躍
    1. Plus belle la vieで7年間の活躍
      1. ruka’s eye おまけ情報
  7. アストリッドとラファエル – 国際的成功
    1. 世界的な人気番組に!
  8. サラ・モーテンセンのプロフィール完全版 まとめ

サラ・モーテンセンのプロフィール完全版|基本情報と経歴

プロフィール

サラ・モーテンセン(Sara Mortensen)

・生年月日:1979年12月10日

・出身:フランス・パリ生まれ

・職業:女優

・身長:172cm

・国籍:フランスとノルウェーの二重国籍

フランス語、ノルウェー語、英語を流暢に話すトリリンガルで、サラ自身「私の魂の言語はノルウェー語!」と語るほど、ノルウェーへの強い誇りを持っています。

芸術家一家で育った環境

サラ・モーテンセンの、父はノルウェー人の造形芸術家、母はエリザベス・モーテンセン。

エリザベスは女優であり、演劇指導者、そして脚本家でもあります。

このアーティスティックな環境で育ったサラですが、実は「アストリッドとラファエル」で母と共演を果たしています。

エリザベスはドラマ内でアストリッドの母、マチルド・ニールセン役を演じており、親子で親子役という珍しい共演を実現させました。

親子で親子役、なんだかちょっと恥ずかしいような、照れくさいような。プロでも、そんな気持ちになるのでしょうか。

ちょっと聞いてみたいですね。

学歴とキャリアのスタート

サラは École Internationale Bilingue(国際バイリンガル学校)を卒業後、歴史学の修士号を取得しています。

その後、2001年から2004年まで、パリの名門演劇学校Cours Florentで演技を学びました。

2002年には舞台「All world’s a stage」で女優デビューを果たし、舞台、映画、テレビドラマへとキャリアを広げていきました。

これは私見ですが、ヨーロッパの俳優さんは、舞台からキャリアを始める方が多いように思います。

舞台に力を入れている演劇学校では、体を使った演劇表現を、徹底的に教わるのだとか。

そうすることで、演技力が磨かれていくのでしょうね。

 

サラ・モーテンセンのプロフィール|左目の障害を乗り越えた女優人生

サラの人生を語る上で欠かせないのが、4歳の時に負った左目の障害です。この経験が、彼女を今の女優へと形作りました。

4歳の事故 – 人生を変えた出来事

サラは4歳の時、家庭内事故で左目を重傷を負いました。この事故により、彼女は12回もの手術を受けることになります。

12回と言うと、「ふーん」と聞き流してしまうかもしれませんが、私には、相当な重症だと思えます。

半年に一回手術、一回で、2週間から1ヶ月入院したと考えてみます。そうすると、大変さが少し想像できますね。

本人も、付き添いの親御さんも、時間とエネルギーを使います。
相当大変だったのではないでしょうか。

子供の頃は、夏休みを潰して療養、、、なんてこともあったでしょうね。
きっと、家族ぐるみで頑張ったのだと思います。

2021年6月、フランスの新聞Libérationのインタビューで、サラはこの経験について詳しく語っています。

「無数のリハビリセッションを受けたが、何の役にも立たなかった」

そこまでしても、視力は完全には回復しなかったのですね。

サラ本人も、親御さんも、残念に思ったことでしょう。

しかし、学校に行くようになると、サラの生活は、もっと困難になっていったのです。

子供時代はいじめられていた

左目の障害は、幼いサラに大きな試練となりました。

常に眼帯や眼鏡をつけて過ごさなければならず、学校ではからかいやいじめの対象になったのです。

サラはLibérationのインタビューで、当時の辛い経験をこう振り返っています。

「子供で、そんな目で、常に眼帯や眼鏡をつけていれば、からかわれたり、いじめられたりするのは想像できるでしょう」

いじめられたりしたら、だんだんとメガネや眼帯を使わなくなってしまう子もいると思うのですが、サラは頑張ったのでしょうね。

でも結局、視力は戻っていないそうなので、どこかで治療終了となったのでしょう。

その時は、どんな気持ちだったでしょうか。

もうメガネをかけなくてもいい!と喜んだのか、それとも、頑張ったのに全然良くならなかった、とがっかりしたのか。

ご本人も、ご家族も、大変な期間であったのは、間違いないだろうと、私は思います。

サラは長い間、この障害を恥じていたと言います。しかし、その経験が後に彼女の大きな強みとなるのです。

障害を受け入れた「他の人が見えない色が見える」

時が経ち、サラは自分の障害を受け入れ、今では誇りに思うようにまでなりました。Libérationのインタビューでのこの言葉は、彼女の前向きな姿勢を象徴しています。

「私は他の人が見えない色が見える。夕日は素晴らしい」

障害が、独特の視点を与えてくれた——。大変な時期を乗り越え、そう考えられるようになったサラの強さに、私は心を打たれました。

サラはLibérationのインタビューでこう語っています。

「だから『違い』が私の心に響くんです」

この言葉は、後の「アストリッドとラファエル」での自閉症のアストリッド役につながる重要な言葉です。自分自身が「違い」を経験したからこそ、他者の「違い」を深く理解し、敬意を持って演じることができるのです。

両親の教育方針

「障害が、独特の視点を与えてくれた」と言えるほど、サラが前向きになれたのは、両親が、サラを「かわいそうな子」として特別扱いしなかったからです。

医師は視力の問題からサラに自転車を禁止しましたが、両親は許可しました。

さらに、「バランス感覚がない」という医師の診断にもかかわらず、両親はサラがサーカス学校に入学することを認めたのです。

私は、サラの前向きな強さは、このご両親の姿勢を見て育ったからではないかと思います。

怪我したから。危ないから。もう片方に何かあったらどうする!と、神経質にならず、「子供らしく育てる、やりたいことにはチャレンジさせる」と、他の子供と同じように育てると言う姿勢に、強さを感じます。

この経験が、サラの芸術への道を開いたと言っても、過言ではないでしょう。

なりたかったのは、小児科医?

興味深いことに、サラは当初、女優ではなく「小児科の部長」になりたいと思っていました。

病院で多くの時間を過ごした経験から、医師や看護師が子供に対して適切でない接し方をしているのを見て、自分が変えたいと思ったのです。

しかし、現在は、女優になっています。

そのきっかけについて、サラは、こう語っています。

「ダンサー、獣医、小児科医になりたかった。歴史学を勉強し、女性史の研究者になろうと決めていた。暇つぶしにCours Florentの夏期講習に申し込んだら、舞台に立った瞬間、『これだ!』と思った

(Libération 2021年インタビュー)

「ビビッときた」ということでしょう。

この直感を信じ、最終的には演技の道を選び、Cours Florent演劇学校へ進学。

大学では歴史の研究をしていたそうですが、研究者にはならなかったのですね。暇つぶしで参加した演劇スクールだったのに、よほど強い感動があったのでしょう。

こうして、サラは、女優としてのキャリアを歩み始めました。

アストリッド役の役作り|自閉症コミュニティとの深い関わり

「アストリッドとラファエル」でのサラの演技は、ただ台本を覚えて演じるというレベルをはるかに超えています。その裏には、制作チーム全体の真摯な取り組みがありました。

役作りで自閉症の人々と深く関わる

サラは役作りのために、徹底的な準備をしました。

準備段階で行ったこと:

– 自閉症サポートグループに参加

– 自閉症の子を持つ多くの親と話した

– 自閉症に関するドキュメンタリーを視聴

– 自閉症に関する本を多数読んだ

特に興味深いのが、サラが実際に観察した自閉症の方の歩き方についての詳細な分析です。

「自閉症の子供はつま先から着地する。最初につま先、そして踵が地面につく。まるで後ろ向きに歩いているよう。大人になると内股歩きになる」

自閉症関連のサイトをいくつか見てみましたが、「尖足歩行」と書いてあります。足の裏の感覚過敏が原因だったり、逆に、刺激を求めてそうしたり、原因は一つとは限らないようです。

私は、そのことについては全く知らなかったのですが、アストリッドだけの特徴ではないと知り、ちょっと驚きました。

ドラマを見ている人なら、アストリッドの独特な歩き方に気づいているでしょう。あれは、サラのこうした細かい観察と研究の結果なのです。

指の動き、視線の動かし方、すべてが綿密な役作りから生まれています。

脚本チームに自閉症当事者がいる

実は、「アストリッドとラファエル」の制作には、他のドラマにはない特別な仕組みがあります。

TV Tropesによると、脚本家の一人が自閉症当事者なのです。さらに、脚本は自閉症当事者のチームがチェックしています。

サラは2023年2月13日、Unifrance Rendez-Vous Parisで行われたSeñal Newsのインタビューでこう語っています。

「自閉症当事者のグループが私より先に脚本を読み、一緒に仕事をしている。書き直しには何時間も、何日もかかることがある。本当に対話なんです」

私は、台詞の多くをサラ自身が書き直しているのだと思いました。単なる女優ではなく、キャラクター創造の重要な一員として関わっているのです。

ショーランナーのAlexandre de Seguinsも、Señal Newsのインタビューで制作チームの姿勢を明確にしています。

「自閉症のキャラクターを創造することは責任を伴う。自閉症の世界を戯画化したくなかった」

専門家のチームを作り、脚本に徹底的にこだわる。私はここに、このドラマに対するチームの誠意を感じて、胸が熱くなりました。

演技とは、「違い」を提唱すること

サラは、アストリッド役について明確な哲学を持っています。

「アストリッドは、私のように考え、私のように動き、私のように話すことはない。アストリッドをスクリーンに映し出すことは、『違い』を提唱することです」

「彼女は自閉症スペクトラムの一部であるキャラクター。『違い』を強調することが重要なのです」

これらの言葉から、サラがいかに真剣にこの役に向き合っているかが伝わってきます。私も、次回から、ドラマの見え方が少し変わりそうです。

演じる上での責任感 – 「綱渡り」のような緊張感

2025年3月14日、日本初のファンミーティングで来日したサラは、ホミニス(HOMINIS)のインタビューでこう語りました。

「本当に細い綱渡りをしているような感覚。アストリッドは自閉症ですから自閉症に関わっている人たちのことを裏切らないようにするということ、それに関してはすごく気を使っていました」

「拙速な演技をするのではなくて、ゆっくりと時間をかけて自問自答しながら演じてきました」

サラにとって、アストリッドを演じることは、ただの仕事ではありません。自閉症コミュニティ全体に対する責任を背負った、真剣な取り組みなのですね。

子供時代の経験が活きる

サラがこれほどまでにアストリッドを深く理解できるのは、彼女自身が「違い」を経験しているからです。

「私自身にとって自閉症の方々は全く未知の人たちではなかった」(ホミニス 2025年3月14日)

左目の障害で子供の頃にいじめられた経験があることで、少数派である自閉症の人たちの、気持ちや立場を理解できる。

その経験が、アストリッドというキャラクターに深みを与えているのです。

自分の大変な経験を、幅を広げて、別の分野に活かす。

被害者意識を持たず、まっすぐ大人になったサラは、見えないところで、きっとたくさん苦労や努力を重ねてきたのだと、私は思っています。

自閉症の人々に希望を与えているドラマ

「アストリッドとラファエル」は、単なるミステリードラマではありません。多くの人々に希望を与える作品となっています。

サラはホミニスのインタビューでこう語っています。

「自閉症のお子さんを持つお父さんお母さんが、
この作品を見ることで、

ひょっとしたら、
将来的にこの作品にでてくるようなお友達が、

子どもたちに出来るんじゃないかと、
希望をもってくださったという声を頂いています」

フランスでは、
自閉症の子を持つ親が
厳しい状況に置かれています。

「自閉症のお子さんを持つ親御さんの方々は、
すごく途方にくれていて、孤独を感じています。

彼らを取り巻く環境は
少なくともフランスでは完ぺきではない。

国や学校は、
必ずしも自閉症の方々に寛容ではないため、

自閉症の会というのは、

自閉症のお子さんをお持ちのご両親自らが
組織されているケースが
大半というのが現状です」

(ホミニス 2025年3月14日)

そんな厳しい環境の中で、このドラマは光となっています。

「このような厳しい環境下において、この作品は彼らに希望を与えていると思います」(サラ、ホミニス 2025年3月14日)

自閉症の人も、社会と関わりながら、自立して生きていける、そんな希望を与える番組にしたい。

私は、そんな意気込みを、このコメントから感じました。

母エリザベスとの共演にもプロ意識

「アストリッドとラファエル」では、サラの実母エリザベス・モーテンセンがアストリッドの母、マチルド・ニールセン役を演じています。

しかし、この共演が実現した経緯には、サラのプロ意識が表れています。

プロデューサーがエリザベスを提案した時、サラは即座に「いいですね!」とは言いませんでした。まず「わからない」と答えたのです。

そしてサラはこう続けました。

「母を起用する理由が、アストリッドの母親役にふさわしいならば良い。

しかし、『話題作り』や『母が喜ぶ』ためというのが目的であればやめてほしい」(redstar-conahome.xyz 2022年10月29日より)

プロデューサーが「エリザベスを俳優としての才能で起用したい」と明言したため、サラは了承しました。

私は、この姿勢から、サラが母を一人の俳優として深く尊敬していることが感じられました。これは、とても素晴らしいことですね。

日本への思いと、茶道への言及

サラは日本文化にも深い関心を持っています。

NHKの公式インタビューでは、茶道について興味深い発言をしています。

「日本は、茶道など伝統的にある程度の作法や所作が決まっている。これがアストリッドには安心する」

私は、日本の伝統文化が、アストリッドのキャラクター理解にもつながっているのは興味深いと思いました。

サラ自身も日本訪問の経験があり、2025年3月には日本初のファンミーティングのため、ケンゴ・サイトウと共に来日しました。

これは、日本のファンにとって、忘れられない瞬間となりました。

私は、ネットで写真と記事だけ見たのですが、会場で、サラが、「皆さんをハグせずにはいられないわ!」と、サプライズで全員をハグしてくれたそうです。

素晴らしいファンサービスですね。私は記事を読みながら、本当に羨ましく思いました。

「もっと早く気づいていればよかった。私も行きたかった!」

 

サラ・モーテンセンと、夫(パートナー)Bruce Tessore

 Plus belle la vieでの共演

サラの私生活について、多くのファンが関心を寄せているのが、パートナーのBruce Tessore(ブルース・テソール)との関係です。

二人が出会ったのは2015年、フランスの人気ドラマ「Plus belle la vie」の撮影現場でした。

この作品では、サラは数学教師のCoralie Blain役、Bruceは連続殺人犯「Enchanteur」ことNicolas Berger役を演じていました。

ドラマ内では敵対する関係でしたが、プライベートでは恋に落ちました。

敵同士というのは、確かに密接に関わることが多いでしょうね。毎回顔を合わせていくうちに、自然に親密になったのかな?と私は想像しています。

2017年12月、映画「La deuxième étoile」のプレミアで二人は関係を公表。フランスでは事実婚(フランス婚)という形で、結婚はせずともパートナーとして歩んでいました。

2020年のコロナ禍では、サラ、Bruce、そしてサラの息子Akselの3人でパリの小さな庭付きの家で暮らしていました。

サラはベルギーのRTBF(2020年4月)のインタビューで「パリで庭があるのは贅沢。私たちは3人で繭のように暮らしている」と語っています。

2025年1月の破局 – 約10年の関係に終止符

しかし、2025年1月、BruceがフランスのTélé-Loisirs誌のインタビューで破局を告白しました。

「今日、サラ・モーテンセンは私の人生の一部ではない。でもそれが人生だ。それは私の人生の一時期、とても濃密な時期だった」

私は、フランス人の、「人との距離感」に、いつも感銘を受けます。
相手を尊重する、という姿勢が素晴らしい。

こんな時も、「静かな談話」として発表されることが、とても好ましく感じるのです。

約10年間続いた二人の関係は、こうして幕を閉じました。

破局の詳しい理由は明かされていませんが、二人とも多忙な俳優業を抱えており、すれ違いがあったのかもしれませんね。

サラ・モーテンセンのプロフィール完全版 息子Akselと演技の才能

サラ・モーテンセンの息子はアクセル

サラには、前のパートナーとの間に生まれた息子、Akselがいます。

2025年10月時点で16歳になったAkselの父親は助監督で、Bruceの子ではないとサラが2022年にTélé Star誌ではっきりと否定しています。

Akselは母の影響を受け、俳優としてのキャリアを歩み始めています。

「アストリッドとラファエル」での共演 – 難しい自閉症の役に挑戦

Akselは「アストリッドとラファエル」シーズン3第5話「Témoin(証人)」(2021年放送)で、サラと共演を果たしました。

彼が演じたのはJules(ジュール)という12歳の自閉症の少年。パリの東駅で殺人事件を目撃した重要な証人という役柄でした。

この役の特徴は非常に特殊でした。

– 黄色いダウンジャケットを着用

– 駅名と電車の時刻表しか話さない

– 目を合わせない

サラはTélé-Loisirs誌でこう語っています。

「黄色いダウンジャケットを着た、駅名と電車の時刻しか話さない自閉症の子供を演じていました。
彼がやらなければならないことは本当に難しかった。
私は彼の目を見ませんでした。アストリッドは目を合わせないから」

この難しい役をAkselは見事に演じ切りました。

実際、あまりにリアルな演技だったため、一部のファンは「サラの息子は本当に自閉症なのか?」と誤解したほどです。

しかし、Aksel自身は自閉症ではなく、これは純粋に演技力の賜物です。

私もこの回は覚えています。
兄弟のうち、弟の方が、Aksel君でした。

自閉症で、ちょっとしたことでパニックを起こしてしまう少年を、見事に演じていました。

私は、「この子、演技なのかな?だとしたらすごい、、、」と思っていたのですが、サラの息子さんだったのですね。

血は争えない、という言葉を思い出しました。

この役も、Akselは正式なオーディションを経て獲得しました。

サラは最初、共演を断ろうとしましたが、プロデューサーと脚本家がAkselを推薦。最終候補2人の中から、Akselが選ばれたのです。

「当時は誰も私たちが親子だと知りませんでした」とサラは振り返っています。

母の評価

サラは2025年10月26日のTélématinで「息子と演じるのは素晴らしい経験。彼は注意深く、反応が良い」と語っています。

また、2024年7月のGala.frのインタビューでは「彼の才能に感銘を受けている。それは私から来たものではない」と謙虚に語っています。

私には、息子の成長を誇らしく思っている様子が伝わってきて、とても微笑ましく感じます。

サラは2025年6月28日、Akselの16歳の誕生日にInstagramで心温まるメッセージを投稿しました。

「母になるということは、毎日学ぶこと。今日当たり前のことが明日はそうでなくなる。母であることは、転ぶのを見て、痛がるのを見て、立ち上がり、回復するのを見守ること」

母としてのサラの深い愛情が感じられる言葉です。

代表作とキャリア|Plus belle la vieからの飛躍

Plus belle la vieで7年間の活躍

サラのキャリアにおいて大きな転機となったのが、2012年から2019年まで出演した「Plus belle la vie」です。

サラは数学教師のCoralie Blain役を演じ、その厳しい性格から「Terminator」というあだ名で呼ばれていました。7年間にわたるレギュラー出演により、フランス国内での知名度が飛躍的に向上しました。

そして、この作品がBruce Tessoreとの出会いの場ともなったのです。

この作品は、サラの当たり役になりました。パートナーとも出会ったし、知名度も上がったし、思い入れの深い作品なのでしょうね。

しかし、2019年6月、サラは番組を降板し、役はCoralie Audretに引き継がれました。

思い入れの深い作品を降板し、アストリッドとラファエルに主演することにしたのです。

しっかり役作りをして臨んだ、アストリッド役。

この決断が、世界的大ヒットドラマを生み出したと思うと、感慨深いです。

アストリッド役は、降板せずに、ずっと長く続けて欲しいですね。

ruka’s eye おまけ情報

「アストリッド役を長く続けてほしい」

なぜ、そんなことを言うのか?
それには理由があります。

「英国版アストリッドとラファエル」である
「ペイシェンスとビー」では、
キャストに関する大事件が起こりました。

なんと、ラファエルに該当する、
「ビー・メトカーフ警部補」役の女優さんが、
シーズン2第1話で、降板してしまったのです。

視聴者の間には、衝撃が走りました。

ビー警部補がいなくなるなんて、
思ってもいなかったからです。

主役で、かつ、
タイトルに名前も入っている役をもらったのに、
1シーズンで降板とは、、、、驚きました。

スケジュールの都合らしいですが、
何があるか、わからないものですね。

その後、ビーではなく、別の役を作り、
別の女優さんがキャスティングされました。

シーズン2は撮影終了し、
英国でもドラマは放送されています。

だから、「アストリッドとラファエル」の、
メインキャラ二人には、
長く続けてほしいと思っているのです。

アストリッドとラファエル – 国際的成功

世界的な人気番組に!

サラが、レギュラー番組を降板して、準備をしたドラマ。

ついに、2019年、サラのキャリアを決定づける作品「アストリッドとラファエル 文書係の事件録(原題:Astrid et Raphaëlle)」がスタートしました。

現在、シリーズは7年目になり、2026年現在、世界140カ国以上で放送、配信されています。

今までのシーズン展開は、

– 2019年にシーズン1がスタート

– 日本では、2026年4月、NHKでシーズン6が放送中

– シーズン5までは、Hulu、Lemino、Amazon Prime Videoなどで配信

– 日本では、シーズン6はJCOM STREAMで配信中

(2026年4月)

サラの演技は国際的に高く評価されており、自閉症の表現における新たな基準を打ち立てたと言えるでしょう。

2025年3月のファンミーティングでは、サラはシーズン6について「今ここで皆さんに打ち明けることはできません」と笑顔で語りました。

その後、日本でもシーズン6が放送され、ますますの人気を誇っています。

 

サラ・モーテンセンのプロフィール完全版 まとめ

サラ・モーテンセンは、4歳の事故で負った左目の障害を乗り越え、フランスを代表する女優へと成長しました。

「Plus belle la vie」での7年間の活躍を経て、「アストリッドとラファエル」では自閉症当事者コミュニティと深く関わりながら、世界中で愛される役柄を生み出しました。

パートナーBruce Tessoreとは2025年に破局しましたが、息子Akselとの絆は強く、母から息子へと演技の才能が受け継がれています。

サラの演技の根底にあるのは、「違い」を経験した者だからこそ持てる他者への深い理解と敬意です。

「私は他の人が見えない色が見える」。

私は、この言葉は、サラは自分の障害を強みに変え、それをアストリッドというキャラクターに注ぎ込んでいるという象徴だと捉えました。

その姿勢が、多くの人々に希望を与え続けているのです。

シーズン6の日本配信を、楽しみに待ちましょう。

 

**参考文献・出典:**

– Libération (2021年6月25日) – サラ・モーテンセンインタビュー

– Señal News (2023年2月13日) – Unifrance Rendez-Vous Paris インタビュー

– ホミニス/HOMINIS (2025年3月14日) – 来日インタビュー

– Télé-Loisirs (2025年1月) – Bruce Tessore破局発表

– Télématin (2025年10月26日) – サラ・モーテンセンインタビュー

– NHK公式 – サラ・モーテンセンインタビュー動画

– Purepeople (2021-2024) – 複数記事

– TV Tropes – 「Astrid」制作情報

– Sesame Autisme (2025年10月26日) – Aksel出演情報

– AlloCiné (2025年8月20日) – Akselインタビュー

– Wikipedia (英語版) – Sara Mortensen

– その他、フランス・日本メディア複数

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