世界中で愛されるコメディキャラクター「Mr.ビーン」で知られるローワン・アトキンソン。
ですが、近年はシリアスなドラマ作品でも、高い評価を得ています。
特に、英ITV制作のドラマ「メグレ警視」での渋い演技は、多くの視聴者から絶賛されています。
彼の、コメディアンとしてのイメージを覆す、新たな一面を見せているのです。
今回は、そんなローワン・アトキンソンの魅力について、詳しく紹介していきます。
1、ローワン・アトキンソン、メグレ警視でのシリアス演技が高評価!
・ドラマ「メグレ警視」でのローワン・アトキンソンの演技について
ローワン・アトキンソンが演じる「メグレ警視」は、2016年から2017年にかけて英ITVで製作された、全4話のドラマシリーズです。
フランスの作家ジョルジュ・シムノンが生み出した名探偵、メグレ警視。
ローワン・アトキンソンは、その名探偵を、「激渋のイケオジ」と表現されるほど格好良く演じ、視聴者から大きな反響を呼びました。
私もこのドラマシリーズは見ていたのですが、ローワン・アトキンソンは、本当に、「誰?!」と思ってしまうほどでした。
Mr.ビーンのコミカルさは、微塵も感じさせず、物静かなメグレ警視を演じていましたので。
ローワン・アトキンソンは「無表情で受け流す」という演技でメグレを表現しました。
落ち着いた雰囲気の中に、冷静沈着で有能な刑事像を作り上げたのです。
「派手なアクションも、銃撃戦もない」静かな捜査ドラマ。
その中で、多くを語らないメグレ警視の存在感を見事に表現しています。
この作品により、コメディアンとしてのイメージが強かったローワン・アトキンソンが、シリアスな演技でも十分に通用することが、証明されました。
メグレ警視を見ながら、「ああ、この人、コメディアンだけじゃないんだなあ、本当に演技が上手いんだ」と、いたく感動したのは、私だけではないはずです。
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2、ローワン・アトキンソンは、メグレ警視役を一度断っていた!その驚きの理由とは?
「ミスター・ビーン」で知られるローワン・アトキンソンが、英ITVのドラマ『Maigret』でメグレ警視を演じたことは話題となりましたが、実は彼は最初この役を断っていました。
1・なぜ最初は断ったのか?
ローワンは、「メグレを演じることができるか、本当に分からなかった」と不安を明かしています。
理由として、「現代のドラマでは控えめで自然なものが求められているが、これまで私が演じてきた役は、控えめでも自然でもなかった」ことを挙げています。
彼のこれまでの代表作である「ブラックアダー」や「ミスター・ビーン」は、どちらも独特な個性を持つキャラクターでした。
一方、メグレ警視は、自然で控えめな演技が求められる役柄だったため、コメディ俳優としてのイメージが強い自身には、難しいと感じていたのです。
私は、この断った理由を聞いて、驚きました。
ローワン・アトキンソンのメグレ警視は、とても自然な演技だと感じていたからです。
あんな個性的なMr.ビーンを演じられるなら、メグレ警視にも、喜んでチャレンジしたのだろうと、思いこんでいました。
けれど、違ったのですね。
私は、Mr.ビーンのイメージを勝手に重ねていましたが、それとは全く違いました。
ローワン・アトキンソンは、とても思慮深い方のようだと、私は思いました。
2・なぜ最終的に引き受けたのか?
それでも最終的に役を引き受けた理由について、アトキンソンは興味深い心境を語っています。
”コミカルな役では得ることのできない尊敬の念を、シリアスな役でなら、手にできるかもしれない”という思いがあったといいます。
彼は、芸術界でのコメディに対する偏見に、反発心を抱いており、シリアスな演技に挑戦することで、新たな評価を得たいと考えていました。
私は、俳優の方が、コメディ俳優よりも地位が高い、というような偏見があるとは知りませんでした。
でも、ローワン・アトキンソンの、メグレ警視での演技を見たら、そんな偏見など、どこかへ行ってしまったことでしょう。
そのくらい、素晴らしい演技だったと、私は思っています。
3・結果は?
結果的に、アトキンソンのメグレ警視は高く評価され、2016年から2017年にかけて全4話が制作されました。
コメディ俳優の新境地として、多くの視聴者に驚きと感動を与える作品となっています。
私が言うことではないかもしれませんが、引き受けて大正解!!でした。
物静かで思慮深いメグレが、画面の中で再現されていましたから。
まだ見ていない方は、ぜひ見てほしいです!
3、ローワン・アトキンソン、メグレ警視でのシリアス演技が高評価!Mr.ビーンだけじゃない実力派俳優だった!のまとめ
ローワン・アトキンソンは、世界的なコメディキャラクター「Mr.ビーン」の生みの親として知られています。
しかし、近年のドラマ「メグレ警視」での演技により、シリアスな俳優としての、新たな才能を開花させています。
オックスフォード大学で、電気工学を学んだ高い知性と、長年培った演技力が融合することで、コメディからドラマまで、幅広いジャンルで活躍できる、真の実力派俳優であることが証明されました。
実は、2012年、ローワン・アトキンソンは、ミスタービーンからの引退を表明しています。
それでも時折復活する彼の姿は、多くのファンの心を掴み続けています。
今後も彼の新たな挑戦と、さらなる演技の進化に注目が集まることでしょう。
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